本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

映画「日日是好日」を観てきました。

スポンサーリンク

 

 

 

おはようございます。

 

インスタグラムでよく見かける本の一つに「日日是好日」があります。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

 

よく目に留まっていたので、頭の片隅にこの本の表紙とタイトルがインプットされていました。

                    

そんな今週のある日、今日は自分の時間を作ろうと朝思い立って、

娘を幼稚園の延長保育をお願いすることを決め、

何をしようか?と考えました。

 

家で読書ノートを書く、

読書に没頭する、

カフェに行く、洋服を見に行く、

色々と考えを巡らせ、

 

そうだ!映画は何かおもしろいことやっていないか?

 

スケジュールを確認したところこの、「日日是好日」が目に留まりました。

 

9月に亡くなられた樹木希林さんも出演している映画です。

 

頭の中で何かが合致し、今日は映画を観るぞ!

自分と約束をしました。

 

この自分との約束を「アーティストデート」と呼びます。

感性を磨くお出かけを自分と約束をすることです。

 

これは去年読んだ本「ずっとやりたかったことを、やりなさい」

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

という本に書かれていた言葉で、

自分と約束をして時間を作る。

この言葉に、今まで、子育て中だからと諦めていたことが多かったけれど、

 

もっと周りを頼って自分の時間を作ろうと思えました。

なので、私は積極的に延長保育も使います。

 

映画を観る為に、集中して仕事を取り掛かり、

映画館があるショッピングモールへ行きました。

 

まずは腹ごしらえということで、

リンガーハットの長崎ミドルちゃんぽん、餃子3個セットを食べました。

 

f:id:genko-library:20181107061245j:image

 

久々に食べたら、凄くおいしかった♪

野菜がたっぷりなのも嬉しいです。

 

スポンサーリンク

 

 

 

そして始まった映画。

 

この映画に関しては「お茶に関する映画なんだろうな~」とぼんやりとした

情報しか知らず、全く前情報なしで観ました。

 

お茶を習い始めて二十五年。

お茶が教えてくれた幸せが綴られています。

 

日本の古いしきたりのお茶、私のような世代は触れることもない茶道。

 

樹木希林さん、やっぱり凄い女優さんです。

自然体のその演技や作法、表情、存在だけで場が締まります。

これを撮影していた時は病状も辛かったはず、

なのにこの演技。

 

黒木華さん、好きな女優さんの一人です。

彼女の演技も好きです。

今後も黒木華さんは活躍していくことでしょう。

 

茶器や季節の和菓子、掛け軸、茶室から見える庭、

茶室には色々なメッセージが込められていることを

知りました。

 

和菓子がおいしそうで。食べたくなります!!

 

茶室は日本のおもてなしが正に集約されている空間だなと思いました。

 

そして茶道とは耳で感じるっていうことを知りました。

 

この映画でこころに残ったことば

 

世の中には、「すぐわかるもの」と「すぐにはわからないもの」の二種類がある。

すぐわかるものは、一度通りすぎればそれでいい。

 

けれど、すぐにわからないものは、フェリーニの「道」のように、

何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわわかりだし、

「別もの」に変わっていく。

 

 

典子は茶道を通して「すぐにはわからない」大切なことを知った瞬間でした。

 

日日是好日いい言葉、この言葉を胸に刻もう。

 

映画ってやっぱりいい。

自分の中にスーッと演技や音楽が流れてきます。

 

普段本を読んでばかりで頭が凝り固まっていたので、

映画を観て本当によかったです。

 

終わったあとすぐ本屋さんに駆け込み単行本も買いました。

 

この映画は歳を重ねた女性ほど共感する映画かもしれません。

 

若い時にはわからなかったこと、感じなかったこと、

歳を重ねるほど、あの時わからなかったことを知る機会がたくさんあります。

 

そんな「すぐにはわからない」幸せをを感じられる映画でした。

 

気になる人は是非観てみてください。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。