本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】小川糸さん著書「キラキラ共和国」を読みました。

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昨年の夏に読んだ本で大好きになった小説があります。

それが「ツバキ文具店」でした。

 

 

この小説を読んだ時、「手紙っていいな」「人の書いた文字」ってやっぱり好きだな。

そんな風に思えたんです。

 

 

 

みなさん手紙書いていますか?

 このツバキ文具店、キラキラ共和国は手紙がたくさん出てくるお話しです。

 

携帯電話が台頭する前は、手紙のやりとりはしょっちゅうでした。

学校では手紙の交換、交換日記もあたりまえ。

 

私は書くことをたくさんしてきました。

学校での楽しみは友達との手紙交換と言ってもいいくらい、それくらい好きでした。

 

今はどうでしょう?

誰かに手紙を書くこともなくなり、

私は今自分のためだけにノートや手帳に文字を紡いでいる気がします。

 

ブログも手紙の変わりのようなものです。

 

 

「ツバキ文具店」を読んで、また手紙書きたいなぁという気持ちにさせてもらいました。

そんな素敵な小説の続編がこの「キラキラ共和国」です。

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今回も鳩子の下には代書の依頼が来たり、

鳩子自身、人生の転換期を迎えます。

 

新しい家族を築く鳩子。そして周りの人たちの温かさに今回も心がほっこりする内容となっていました。

 

小川糸さんの小説やっぱり好きだなぁ。

 

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この本の中で好きなシーン

 

P103~

 

並んで歩いていたら、バーバラ婦人が教えてくれたキラキラの法則を思い出した。

 

晦日の晩、除夜の鐘をつきに行く途中の道で教えてくれたのだ。

 

目を閉じて、キラキラキラキラと心の中で唱えるだけで、心の暗闇に星が現れて明るくなると。

 

あれから私も、そのおまじないを実践するようになった。

 

いつか、QPちゃんにも教えてあげよう。

私がQPちゃんに伝えてあげられることは、すべて、何もかも残らず伝授したい。

 

 

この本のタイトルにもなっている「キラキラ

自分がそんな「キラキラ」した毎日を過ごしたいと思えばそれは実現する。

自分で想像する。その感じがいいなと思いました。

 

現に鳩子の生活が私には優しい「キラキラ」で溢れているように伝わってくるのでした。

 

自分の気の持ちようで暗闇にだって光を灯せるんだ。そう思いました。

 

そしてQPちゃんに対する、自分が伝えられることは何でも伝授したいという鳩子の気持ち。

私も親になってそう思うようになりました。

生きてきた中でつなたない経験しかないけれど、その中で学んだことを子どもに伝えていけたらと思います。

 

お料理だったり、掃除だったり、生き方だったり、大事なことはたくさんだけれど、伝える難しさも日々実感しています。

 

その他にもいいなと思ったシーンは

鳩子の得意な、手書き。

QPちゃんに習字を教える様子もよかったです。

 

そして鳩子が美雪さんへ書いた手紙もホロリときました。

私が同じ立場ならこんなにキレイな気持ちを相手に伝えられるだろうか?

と思いました。

 

鳩子の心はキレイでキラキラそのものです。

 

この本を読んでいると鎌倉に行ってみたくなる

 

私未だに鎌倉行ったことがないんですよね。

近いからいつでも行けるや~と思いつつ、なかなか行く機会がないです。

 

先日両親が上京した時、二人で鎌倉に行ってきたそうです。

 

私の中では海が見える京都のイメージ。

歴史があって、街自体に風情があるイメージがあります。

 

一人で散策してみたい。

クルミっ子食べてみたい。

 

キラキラ共和国を読んでいたら、久しぶりに鳩サブレが食べたくなりました。

 

出産祝いでもらった時以来食べていないなーとふと思い出したのでした。

引用文は全て小川糸さん著書「キラキラ共和国」(幻冬舎)より

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キラキラ共和国、ツバキ文具店とセットで読むことをおススメします。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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