はせがわわかさん著「1人でできる子になるテキトー子育て」です。
本書は科学的にも証明されている「テキトー子育て」が紹介されています。
6歳以下の未就学児を対象としています。
育児書もアップデートが必要
育児書もビジネス書と一緒で、私は時々新しい本を読むよう心がけています。
それは育児も長年の研究によって明らかになることもあり、
昔の情報は実はよくない情報だったなんてこともあるからです。
そんな古い情報に惑わされず、
「今」の段階でよりよい選択が出来るのであれば、
そちらを選択したいから。
なので、本書のような育児書にも目を通すよう心がけています。
1人でできる子になる子育て、実はこれが正解!
●「他人の気持ちになって考えてみてよ」と言わない
これ、実は私がよく娘に言ってしまう言葉(;・∀・)
こんなことされたどんな気持ちになるか考えてみてよ。ってついつい言ってしまうんですよね。
これ、間違いだそうですよー!!
日本の子どもを対象にテストをした結果、6歳の子どもの99%が他人の立場で考えることはできなかったそうです。
つまり今月6歳になる娘は、他人の立場でものを考えられないものなんです。
そんな時は自分視点で伝えてあげるのがベストだそうです。
お店で騒いでいる人が居たら、
「○○が楽しく食べたい時に騒いでいる子がいると嫌でしょ」という風に。
子ども視点の立場に置き換えてあげること。ほうほう。
次回から気を付けようと思いました。
想像力を持って!なんて言っても抽象的で分からなかったんですね。
自分視点、かつ具体的に伝えることが私には欠けていたなと反省。
●「~しちゃダメ」と言わない
これ、よく言う言葉。一日何度言ってるんだろう。。
●「我慢しないさい」と言っても無駄
●友達をえこひいきしても気にしない
●「なんでなんで?」と聞かれても、「そういうもの」と答えても構わない
●親も家事より、まずはたっぷり睡眠
これ、本当にそうです。母親が元気でご機嫌でいることが大事。
その為には本当に睡眠が大事です。
世のお母さーん!!寝てくださいねー!
私も寝不足だといつもは許せることも、イライラが勝ってキー!!!ってなってしまいます。ホルモン、寝不足にはかないません。
●食事は30分でおしまい
●ジコチューでも気にしない
●幼児教室に行かなくていい
小学校で学習する土台を作るためであれば、幼児教室に行くのはむしろ逆効果になる場合もあるそうです。
幼児教室にお任せすると、親がうまくできなくても幼児教室が子どものスイッチを入れてくれますから、親が十分に腕を磨くことができません。
すると小学生になってから子どもの集中力のスイッチをうまく入れてあげることができず、「いいから宿題しなさい!」と怒鳴ることになりかねません。
親が幼児教室のやり方を学び家で再現させながら楽しく学習するのはOKということみたいです。
つまりは家庭学習は親が必ずかかわならいといけないので、親と子で楽しく取り組めることが一番ということですね。
幼児教室への丸投げはNG。親がむしろ、先生の教え方を学ぶ姿勢を持って通った方がよさそうですね。
●文字を無理に書かせなくていい
●ドリルでのミスを正さない
これ、やってしまいがちです。ついつい見つけてしまうと指摘しちゃっていました。
こんな感じで本書には57の子育てメゾットが紹介されています。
コミュニケーション
生活習慣
遊び
学習
4つのカテゴリーに分けられ紹介されています。
今まで常識だと思っていたことや、何で分かってくれないの!?と思いながらイライラしながらやっていたことが、間違えだったり。
真面目で頑張りすぎなお母さんほどやりがちなことが実は間違っていたり空回りということが分かりました。
もっと肩の力を抜いて、ストレスフリーで子育てをしたい。
そんな風に思いました。
子どもの性質を知る、そして自分自身の子の性質を理解すること、これ大事ですね。
最後に著者の言葉で終わりにしたいと思います。
さあ、今日からもっと肩の力を抜いて、テキトーをうまく取り入れてください。
余裕が出てきますから、子どものコミカルな動きを愉快に思ったり、
今まで見落としてきた子どものちょっとした成長に気づいたりすることもあるはずです。
子育てってこんなに楽しいんだ!と思うことも増えるでしょう。
それが、本書を通じて私が最も願うことです。
引用文は全て、はせがわわかさん著書「1人でできる子になるテキトー子育て」SB Creativeより
気になる方は一読をおススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。