本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】尾原和啓さん著「モチベーション革命」を読みました。

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尾原和啓さん著「モチベーション革命」のご紹介です。

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「なんのために頑張るか」という働くための価値観が世代でギャップがある

 

私たちより上の世代、つまり団塊の世代と呼ばれる人たちは、

戦後の何もなかったころに、成功に向かって駆け抜けてきました。

 

お金を稼ぎたい、広い家を建てたい、いいクルマを買いたい。

そんな欲望と飢餓感がその世代のモチベーションになっていたのです。

 

しかし、私たちの世代はどうでしょう?

 

生まれたころからすでに何もかもがそろっていたので、

 

埋めるべき空白が、そもそもないと

 

だから何かが欲しいと「乾けない」。

「乾けない世代」なんです。

 

これ読んで納得でした。

私は何かが欲しいとかあまりないです。

大きい家に住みたいとも思わないし、ブランドものに興味がない。

お金も貰える分は欲しいけれど、稼ぎたいとも思わない。

そんな風に私は冷めているのだろうか?と感じていましたが違ったようです。

 

これから担っていく「乾けない世代」はどうやってモチベーションを持てばいいのか?

これからの生き方の戦略がこの本には書かれています。

 

「乾けない世代」の幸せとは?

 

私たち「乾けない世代」の幸せは、「良好な人間関係」や「意味合い」を重視する人が非常に多いのが特徴だそうです。

 

「いくら稼げるか」よりも「仕事に夢中になって時間を忘れてしまった」

そんな風に「没頭」できることに幸せを感じる人も多いはず。

 

 

だけれど、その「没頭」や「意味合い」が見いだせず、苦しんでいる若者も多いと。

 

今の時代は「これをやれば成功する」という黄金比率はなくなりました。

既にあるものを上書きする社会。

 

そんな乾けない世代にも強みが!

 

自分だけにしかできないことをみつけ、楽しみをお金に換えていくことができるのが「乾けない世代」の強みだと著者はいいます。

 

私の世代はちょうど「ゆとり」「さとり」の上の世代で、

ちょうど中間の世代でしょうか。

そんな、上の世代と下の世代の真ん中に位置する私は、

どちらかというと「乾けない世代」の気持が分かります。

 

仕事に対しても、与えられた仕事をするのではなく、

「自分にしかできないこと」「好きなこと」を仕事に出来たらと常に考えています。

 

そんな時に必要なことは「偏愛力」だと著者はいいます

 

「偏愛力」とは齊藤孝さんもよく言っている言葉です。

 

偏愛とは自分だけが好むことをいいます。

 

これらの情報はこれからの価値につながるそうです。

「偏愛」を突き詰めることが、生き残れる手段になると。

 

自分を知る上で役立つテストといえば、ストレングスファインダーテストが有名ですが、これも著者はおススメしています。

 

同じタイプの人間をチームにして仕事をするよりも、異なった強みを掛け合わせて仕事をすれば、いい仕事が出来ると。

理想はゴレンジャーだそうです。

 

 

www.genko-library.com

 

 

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好きを、「生きがい」に変えていく

 

1「ないものがない」時代から生きる「乾けない世代」は、上の世代に比べ、「達成」や「快楽」よりも「意味合い」「良好な関係」「没頭」に意味を置く世代であること。

この世代だからこそ作れる「新しい価値」があるということ。

 

2 その「新しい価値」は、自分だけの「好き」や「歪み」から生まれやすいということ。

 

3 「自分だけの世界の見方」を発信すると、それが他の人にとって「新しい世界の見方」になったり、既存のモノに新しい意味を与えたりすること。

 

 

モチベーションを上げるには「自分の好き」を生きがいに変えていくこと。

 

この本で著者が一番伝えたいことはここじゃないかなと私は思いました。

 

SNSを見ると分かりますよね。

今では誰でも発信できる世の中になりました。

 

SNSは偏愛の宝庫で、本当に人それぞれの「好き」が発信されています。

そこから、自分に似た人からより新たな価値を受け取ったり、

知らなかった世界の価値を知ったりと、時代はどんどん変化していきました。

 

自分を仕事にしている人が増えている気がします。

 

私自身もなんとなく始めた、インスタグラムの読んだ本の紹介で、

自分の偏愛力がパワーアップしていったと感じます。

 

自分が普通だと思っていたことが、実は他人にとっては普通じゃないこと。

こうやって発信していくうちに気づきました。

ブログも毎日更新も苦じゃないくらい楽しくできています。

これも苦痛に感じる人から見れば、私の立派な偏愛力だなと。

 

どうしてこう、上の世代の価値観とズレがあるのかな?と、

悶々としていたことが、この本を読むとスッキリするのでした。

 

時代が変わっていくのに働き方が昔のまま、だから違和感が生まれるんです。

 

昔の価値観に染まるのではなく、常に時代に沿って変化していきたい。

そんな風に思いました。

 

まずは自分を知る!!偏愛マップを作ってみました。

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どうですか?私と何か1つでも被るものがあれば、もう簡単に友達になれますよー!!(゚∀゚)

 

自分って何が好きだった?そして好きなのか?

 

10代20代の影響が強いです。

そりゃそうですよね。

30代よりはどれも長い時間かけて偏愛力を身につけてきたんですもんね。

 

自分を知るためにもこの偏愛マップおススメです!自己紹介でもこんな感じで紹介すれば、何か1つでも「好き」が被るので人は親近感が湧くそうですよ。

 

引用文は全て尾原和啓さん著書「モチベーション革命」より

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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