長倉顕太さん著「モテる読書術」を読みました。
タイトルと表紙のカラーがピンクと、インパクトもあり、
書店で購入するのが少し勇気が要る本かもしれませんが、非常におもしろい本でした!!(私はネットでポチりました)
さて、今までたくさんの本の中で読んだジャンルといえば、
「読書について」の本です。
なぜ、読書が必要なのか?本を読む効能は?読書の素晴らしさ。
そんな「読書にまつわるあれこれ」が書かれているのが「読書術」の本です。
私もこれまで多くの「読書術」の本を読みました。
感銘を受けたもの、うんうんと共感を得たものたくさんあります。
今回のこの「モテ読」はというと?
こんなの初めて!ちょっと上から目線的な著者の語りが面白いのです。
例えば、
「まあ、落ち着け」このセリフがなんともクスっと笑えるのです。
続きが気になる語り口に、「この人うまいな~!!」と私は感心でした。
上から目線的な言葉を言われるのが嫌いな人はちょっと読んでいて不快に思うかもしれませんが、
フランクな感じで、
この本は「本を読む習慣がない」人にも読みやすい本だと思います。
本を読むのが習慣な人にも、よい内容です。
読書をすればするほど知らないことが出てくる
読書量が増えれば増えるほど、知らないこともどんどん増えてきて、途方にくれるということだ。
途方にくれるくらい読書してはじめて、自分がどれだけちっぽけな存在であったかを知ることになる。
これは私も同じ境地に立ちました。
読書をすればするほど、毎回発見があるんです。
「私はなんて無知」なんだろうって。
本を読めば読むほど、その発見があるんです。
「だから楽しい」だからまた本を読んでしまう。
そのくり返しなんです。好奇心の芽がどんどん育ちます。
本を読まなくたって生きていけるけれど、私は本を読む楽しさを知ってしまったから本を読みます。
読書は「自分が何を知らないのか」がわかるわけで、それは自分を知ることに他ならない。
つまり、読書をすることで、
環境を知る
自分を知る
をこなすことになる。だから、読書量と年収が比例するんだ。
「知らないこと」を知るために読書がある
と言いたい。
よく年収と読書量は比例すると言われていますよね。
本を読まない経営者はいないと聞きます。
これは本を読むことで、環境を知り、自分を知れば(今自分がどんなことに無知でどんな状態か)自動的に戦略が決まるからだそうです。
本を読むだけじゃ意味ないから
読書はあくまでも生きる上での武器にすぎないと著者はいいます。
知識だけで行動できないやつなんて意味がない(「ブックスマート」(本を読んで賢くなった人)という)。
それって、英語が話せるけど、誰とも話さないのと同じだ。
反対に、行動力はあるけど、頭は空っぽっていうのでも現代は生き残れない。
結局、人生はリアル世界だ。
リアル世界を変えなければ意味はない。
リアル世界を攻略しなきゃ意味はない。
読書だけ、知識だけでは、リアル世界では何の意味もない。
本を読んで、満足して終わり。というのが20代の頃は多々ありました。
だから、内容も全く覚えておらず、これって読書して意味があるのかな?
そんな風に悶々とした時がありました。
そんな時、「行動を変える」ことが大事というのを本で目にし、
そこから少しずつでいいから行動を変えました。
とりあえずやってみるんです。
続かなくてもいいから、
本を読んで、「よし!やるぞ」と思った時の助走で。
やらない=0 やれば1にも100にもなるからです。
私が読書ノートを始めたのも、
朝活をし始めたのも、ブログを始めたのも、
SNSを継続するのも、
全て「本の影響」です。
本を読んで行動して、「今」があります。
この本では、筋トレをすればバカでも筋肉がつく。
でも、お金は稼げるようにはならない。
本書の目的は予測不能な時代を生き抜くストリートスマート(実践で賢くなった人)になって、大いにモテてもうらこうとだそうです。
モテたいですか?笑 モテル云々よりも、生き方の攻略として◎の本でした!
なぜ、本を読むだけではダメなのか。
ストリートスマートになるための方法がおしみなく書かれており、
この本を読み終わった頃には「行動したい!」と思いました。
ど派手なピンクの表紙に怪しさ満点ですが、
内容はよいです。(大事なので2度いいます)
今まで読んだ読書術とはまた違ったジャンルで楽しめる内容です。
上から目線で、ハッパをかけられたい方!!ドMのそこのあなた!!笑
おススメです。
引用文は全て長倉顕太さん著書「モテる読書術」(すばる舎)より
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今まで読んだ読書術の本↓
私が多読をするきっかけになった本です。↓読書初心者におススメです。
本を読むのが遅いと気にしている人におススメ↓
幻冬舎の社長さんの本です。
私のメンター的著者の本です。
この本に紹介されている本は結構読みました。 ↓
こちらも本に対する熱い思いでいっぱいでした。↓