本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

児童書導入に向けて、今まで読んだ絵本についての本を振り返ってみました。

スポンサーリンク

 

 

 

おはようございます!!あやこです(^^♪

 

 

多読をするようになり、

絵本についての本もたくさん読み漁ってきたので、

今後の絵本や児童書への導入の方向性を整理したいと思い、

 

これまで読んできた絵本についての読書ノートを振り返ってみようと思います。

 

同じく児童書や絵本について悩みを抱えている方の参考になればと思います。

 

えほんのせかいこどものせかい

 

この本を読んだのは2017年11月でした。

当時の感想は、育児の指南書が、佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」とするならば、

 

この本は、「絵本の指南書」だと感じた一冊でした。

 

絵本についての本はこれ1冊で十分なんじゃんないかと思えた本です。

 

当時の読書ノートを振り返ると

 

P33~

おとなが、子どもに本を読んでやるとき、おとなの声に乗って子どもの心に運ばれていくのは、物語プラスアルファだけではありません。

 

読み聞かせという行為それ自体の中に、おとなはどう思っていようが、子どもは、おとなの自分に対する愛情を感じとっています。

 

 

P39~

本の読み方について、お教えするようなことは、ほとんどありません。

具体的なことを言えば、ゆっくりということぐらいです。

 

 

P41~

どうぞ質問魔、説明魔にならないでください

 

 

P51~

きょう「子ども時代」は、まず心が感じる時代です。

素朴に驚いたり、不思議がったり、感心したり、笑いこけたり、自分たちの理解しえない深い世界があることをおぼろげに感じとったりする時代です。

性急に「あす」に手をのばして、考えることをしていることは、子どもたちの感動する能力を弱めるのではないでしょうか。

 

 

著者の松岡享子さんはご自身でも図書館を運営していたりと、

絵本を読み聞かせする人の間では有名な方です。

 

これまでたくさんの子どもたちと関わってきた過程で感じたこと、学んだことが、丁寧に書かれています。

 

絵本についての本のおススメを聞かれたらこの一冊を私はおススメします。

 

スポンサーリンク

 

 

 

子どもに歯ごたえのある本を

 

あのプーさんの本を翻訳した石井桃子さんの談話集です。

石井さんは戦後、日本の絵本業界に多大な貢献をしてきた方です。

 

長らく読み継がれている本を見ると、石井桃子さんだったということも多いはず。

 

そんな石井桃子さんの本です。

 

この本も2017年の11月に読みました。

 

当時の読書ノートから

 

子どもの成長期で、通り過ぎていく自然や季節のうつろいなど、最も貪欲に摂取するのは、三、四歳から五歳くらいではないかと思うんです。

 

三歳から十歳までに、人間は、ほんとうに大切な時期をもつのですが、このことを、私たち、どれだけふかく考えているでしょうか。

 

小学校へ上がる時期までは、耳から取り入れる知識を蓄えるときだと思います。

 

当時の読書ノートの字が汚過ぎて、読み返すのに苦労しました(;・∀・)

あぁ、当時は疲れていたのかな。

 

十歳までに読んだ本

 

2017年9月に読んだ一冊です。

 

名だたる有名作家さんたちが、十歳までに読んだ本が紹介されています。

 

さすがは、作家さんたち。

子どもの頃から本が好きで、しかも大人になっても覚えているということは、

かなり印象に残った本だったのではないかと伺えます。

 

悲しいかな。

私にはそんな思い出がないのです。

 

この本をきっかけに、私も読んだ本が二冊ありました。

 

銀河鉄道の夜」と「よだかの星」です。

よだかの星」は原田マハさんが心に残った一冊です。

 

原田マハさんの初恋の相手は、なんと宮沢賢治だそうで( *´艸`)

 

賢治その人の人生に通底していた弱者に注がれる深いまなざしと、最後にはその弱者こそが輝くのだという啓示。

子供の私は、見事に賢治の思いを受け取ったのだと思う。

 

 

この本を読むと、宮沢賢治さんを読んでいる作家さんが多いなと感じました。

 

一度は読むべき本、「宮沢賢治」メモメモφ(..)

 

子どもを本好きにする10の秘訣

 

花まる学習会で有名な、高濱正伸さんと平沼純さんの本です。

 

本を好きになる。そこから学びにつなげていくメゾットが書かれています。

 

参考になったのが、

 

「ご飯の本」と「おやつの本」のバランスを大切にしよう

 

「ご飯の本」は名著と言われるような、栄養になる本です。

「おやつの本」とは、子どもが喜ぶ本。

 

これは、本屋さんに行った時、子どもに好きな一冊を選んでもらい、

じゃあ、お母さんも一冊選ぶねという条件で、(お母さんはご飯の本を選びます)

「ご飯の本」と「おやつの本」をバランスよく与えるやり方で、

これはいいなぁと思いました。

 

学習を視野に入れている人におススメの一冊かもしれません。

 

小学校入学前にことばの力をつける魔法の本棚

 

こちらの本は2016年に読んだ本で、当時読書ノートをつけていませんでした。

 

巻末にたくさんの児童書が紹介されていたと記憶しています。

 

当時、このブックリストをメモしたはずなんですが・・・。

あ、捨てちゃったかも。(´▽`*)ちーん。

 

今読む本はこれかもしれません!!

 今までの振り返りはこれに出会うためだったのね。

すっかり忘れていたけれど、そうだった、そうだった、こんな本を読んでいたんだと思いだすことができました。

 

 

その後に読みたい本はこれ。

 

読書ノートに記録をとっていないので、すっかり記憶からなくなっていましたが、

2016年は読んだ本のタイトルだけ記録していたので、思い出すことができました。

 

ということで、児童書導入にあたり、絵本の読み聞かせはやっぱり大切だということ、

そして、児童書導入に向けて、もう一度復習をして、親子共々手探りで児童書を読んでみようと思います。

 

お恥ずかしい話、学童期は全く本を読みませんでした。

なので、何がいいのかさっぱり分かりません。

 

9歳から漫画を読み始め、私は漫画を読むことによって活字を読むことに慣れていったのだと思います。

本が読めなくても何も読まないよりは漫画でもいいって、どこかの本で読んだことがあります。

そのおかげか、中学生くらいから、コバルト文庫や、さくらももこさんのエッセイから入り、少しずつですが、活字が読めるようになりました。

 

読書ノートを振り返り忘れていたことをまた少し思い出すことができました。

 

娘は6歳。来年は小学校入学です。

私が楽しめなかった学童期の本のある生活。

娘は楽しんでくれたらという親のエゴですが、私自身がその時代できなかったことを、

今、一緒に楽しめられたらと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

スポンサーリンク