本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

我が家の経験。家庭の都合で幼稚園を転園させたお話し。

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おはようございます!!あやこです(^^♪

 

今日はこの話した方がいいかな?と、凄く悩みましたが、

もしかしたら、あの時の私と同じように悩んでいる人がいるかもしれないと思い、

記事に残しておこうと思います。

そして、自分の経験が誰かの参考になればという思いで綴ります。

 

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入ってみないと分からない幼稚園

 

これは大人の就職と同じことで、幼稚園も同じでした。

入ってみないとそこの中身は分からない!!!

 

娘が年少に通っていた幼稚園はプレから含めて2年間お世話になりました。

当時赤子の息子がいたため、幼稚園のプレ選びに力を入れることなく、

なんとなく、そこがいいかなぁという安易な気持ちでプレに入れ、

そのまま入園に至りました。(過去の自分にいいたい!!幼稚園はしっかり選べ!と)

 

入園して驚いたことは、親の出番がとにかく多い

午前保育が多い。この2点が私を渋らせる問題でした。

 

まだ働き始めていない頃はよかったのですが、年少の秋くらいから徐々に仕事に復帰するようになりました。

 

それからはこの2点のおかげで、仕事もまともに行けない。

長期休みの預かりも先着順の為、預けることができない。そんな状態だったのです。

 

周りも働いているママさんは少なく、専業主婦の人が多かったです。

そして、園の係以外でも集まることもあり、(ランチ会やその他)社交的ではない私には負担でした。

 

そんな時、夫の両親から、そろそろ仕事を任せたいから毎日会社に来てほしい。年齢的にそろそろ限界だ。

(家族経営の自営業です)

そんな要請もあり、家庭に、幼稚園に、仕事にと、色々とストレスが溜まることが多くなり、当時の私は疲れ切っていました。夫に相談したところ、

 

じゃあ、幼稚園を変えるか保育園に入れるかすればいいんじゃないか?

という提案が。

私にはその選択肢すら浮かびませんでした。そうか、そういう手もあるなぁ。

 

でもでも・・・・。

 

2歳差の弟がいるため、このまま同じ幼稚園にいるということは、

この生活があと4年続くというのが目に見えていました。

 

今転園すれば、4年我慢せずに済む。

一番問題なのは、娘のメンタル面でした。

 

娘は繊細な方なので、この幼稚園を転園するという選択がどうでるのかが凄く怖かったです。

 

 

 

でも、親の転勤や、引っ越しで転園する人も何人か見てきて、

子どもはやっぱり順応性が高いということを目の当たりにしていたので、

心配もあるけれど、この子ならきっと大丈夫

そんな気持ちもありました。

 

娘に事情を話してみたところ、新しい幼稚園行ってみたい!!

と、拍子抜けするくらいアッサリOKでした。

え!?本当にいいの!?!?という感じでした。

 

そんな話合いからことはサクサク進み、役所に問い合わせてみてましたが、

保育園はやっぱり空きはなく、ダメ元で噂では親の出番も少なく、働くママも多いと聞いていた、職場から3分の幼稚園に問い合わせてみたところ、

たまたま1名空きが出たという回答を頂き、

このチャンスに乗っかてみよう!!ということで転園手続きをしました。

夫もその時は協力的で一緒に新しい園に行き、先生ともしっかり話をしてくれました。

 

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新しい幼稚園に入ってみて

 

入園式の日。意外と、年中から入る子、年長から入る子も数人いたことに安心しました。そうだ!途中入園だと思うことにしよう。

現に年中から入るお子さんもいますもんね。

 

そして、初日の登園。

お迎えの時、娘はお友達と手を繋いで歩いてきたのです!!!

この光景を見た瞬間、あぁこの子はどこへ行っても大丈夫だ。そう安堵したのです。

この先、この幼稚園で楽しく卒園まで過ごせるかもしれない。そう確信に変わりました。

 

プールで顔なじみだった子がクラスが一緒だったそうです。

私よりもあっという間にお友達を作った娘。

凄いなぁと思うばかり。

 

そしてメンタル面は年少の時よりとてもよくなりました。

思い返すと、以前の幼稚園はバス通園だったのですが、

そのバス通園が嫌だったみたいです。

 

 

新しい幼稚園になってからは、家からも凄く近いし、職場からも近いので、

毎日私が自転車で送り迎えできる環境になりました。

 

新しい幼稚園の親の出番は

 

年中の時は集まりもほとんどなし。

午前保育は4月の数日のみ。あとは一切なし。

午後の集まりは個人面談の1回のみ。

長期休みはいつでも預けられる。

お弁当は週に一回だけ。

保育時間も以前の幼稚園より少し長い。

もう、働く身としては凄くすごーく楽な幼稚園だと実感しました。

 

以前の幼稚園と比べたら、この楽さにビックリでした。

なんて楽なんだ。この言葉を何度心の中でつぶやいたことでしょう。

 

結果、我が家の場合は転園してよかったです。

職場からも近いので、行事等があっても仕事を休むことなく、さっと、職場を脱け出して、すぐに見に行ける環境はとても安心でした。

 

幼稚園の保育内容は?

以前の幼稚園とさほど変わらないように感じます。

全学年で外遊びを毎日するので、いつの間にか学年を問わずたくさんお友達が出来ています。

先生方もみなさんしっかりしていて、どの先生も対応がいいです。

 

小学生になる準備が手厚く、安心してお任せできています。

 

 

よく聞かれる制服やお金もったいない問題

 

転園した事情をママ友に話すと、制服買いなおしてお金凄いかかったでしょ?ってたまに聞かれることがあります。

 

以前の制服はお友達にあげました。すぐ受け取り手が見つかり、よかったです。

 

お金の問題は、それはお金かかりましたが、

幼稚園転園をきっかけに、働く時間も回数も増え、給料は2倍に増えたので、

何の問題もないです。むしろプラスになりました。

 

きっと親の都合で幼稚園転園だなんて、って思う人もいるかもしれません。

けれど、それぞれの家庭の都合っていうものがあります。

私が多分以前の幼稚園のままだったら、負担が大きくて、そのストレスを子どもや夫にぶつけていたかもしれません。

 

この「選択」をすることによってどんな変化が起こるか。

環境を変えるということは、大きな変化を生みます。

 

これは仕事と一緒で、石の上にも3年と言われているから、

何が何でもかじりついてその職場にいなきゃいけない。という時代は古いかなと思っています。

 

自分が何か違うと感じたその「違和感」は正しいと思うのです。

 

そこで、行動する人、行動しない人で人生は大きく変わります。

 

決して以前の幼稚園はブラックではなく、私もその幼稚園の先生方の対応や雰囲気などは凄く好きでした。でも、生活スタイルに合わなかっただけです。

専業主婦で、子どもとがっつり関わりたい人にとっては凄くいい園だと思います。

 

今でも年少の時同じクラスだったお友達と街でばったり会うこともあります。

けれど皆気さくに話しかけてくれるありがたい存在です。

 

久しぶりに会う旧友のような感じです。

 

私のような特殊な経験をする人は稀だと思いますが、

違う理由で、しかも2歳差育児で今の幼稚園に通い辛さを感じている人がいるのなら、

転園もありだよということを伝えたいです。

 

3歳差なら幼稚園がかぶらずに済むので、兄弟別々の幼稚園に通ったと言う人結構います。私のように仕事の都合で転園したという人も居たので、私も行動に移せました。

 

これから幼稚園に通う人へのアドバイス

 

プレは最低2つ通わせた方がいいかも

 

私はプレは1つしか通わせていませんでした。

選択肢が1つしかないといいうのはそれはそれで後悔を生みやすいです。

 

出来れば先輩ママから情報収集する

 

そこに通っている園のママさんの話を聞くのが一番です。

私はそれぞれの園に通っている人の話を聞くきっかけがほとんどなかったです。

 

後々、今通っている園のママさんと数名公園で知り合いになり、

色々話を聞く中で、幼稚園の違いを聞き、転園するきっかけの手助けにもなりました。

 

子どもは何だかんだ言って順応性が高い

 

一番危惧することかもしれませんが、親が心配するより、

子どもはあっと言う間に友達を作ります。

今の園の方が小学校に行くお友達も多いので、安心しているところです。

 

むしろ私の方が大変ですが、新しい幼稚園でも、顔見知り、

話せるママさん増えました。

 

長くなりましたが、結論からいうと、

環境を変えると、人間関係も何もかもガラッと変わるよということ。

結果我が家の場合は転園して、今子ども達を毎日自転車に載せて送迎できる幸せな時間を過ごしています。

 

あの時考えた、このまま同じ幼稚園にとどまって、不満を募らすか。

別々の園にするか、保育園にするか、色々考えましたが、よりよい選択をすることができました。

 

私たちは何だって選べる環境にいることを認識してほしいです。

世間の目ではなく、自分で考え、どうしたら「よりよくなるか」を基準に動ける人でありたいと思います。

 

振り返ってみると、転園という面倒なことをしない為にも、

初めからしっかり幼稚園選びをとことんやって、「自分と子が納得」することが大事かなと思いました。

 

どうしても参加するのは「私」が多いので、「私主体」になってしまうことが多いけれど、「子どもを主体」にするとそれはそれで、親自身が疲弊してしまうので、

「私優先」でこんな事態になりました。

娘に罪悪感がないといったら、嘘で、罪悪感あります。

けれど、今はこれでよかったと、心から思えて生活しています。

この1年とちょっと見てきてそう感じました。

卒園する頃にはいろんな感情が巡るんだろうなと容易に想像できます。

 

卒園まで親子共々精一杯楽しみたいと思います。

 

以上我が家の特殊な幼稚園転園事情でした。

 

悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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