一冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
村田和子さん著「旅育BOOK」です。
家族旅行は時限的
こちらの本で冒頭に星野リゾートの代表、星野佳路さんとの対談が集録されているんですが、その一説にお二人がこうおっしゃっていたのが印象的でした。
星野:家族旅行には賞味期限があるということは、ぜひお伝えしたいです。
子どもは反抗期がくると、親の意見を受け付けなくなり、終わると巣立ちのときを迎えています。
反抗期までに親子の絆を深めておくと同時に、親として伝えるべきことは伝えておくほうがいいと思っています。
夏休みは毎年ありますが、「小学校1年生の夏休み」は一度だけです。
村田:行けない理由を探している場合ではないですね。
思い立ったタイミングを逃さないのが大切だと感じます。
星野:家族だから永遠に行けるのではなく、家族旅行ができる期間は限られている。
時限的です。
本当にそうだと思いました。家族旅行は「時限的」なんだ。
まだ反抗期を迎えていない我が家ですが、いつかその時は必ず来るんだなと思い知らせれました。
子どもが大きくなってから、落ち着いてから行こうと思っていては遅いということです。
行くなら「今」なんですね。
著者の村田さんの旅育とこの本について
著者の村田さんは、息子さんが生後4ヶ月の時に子連れ旅をデビュー。それから9歳になるまでに47都道府県を訪れたそうです。
47都道府県!!凄いですよね~。行ってみたいと思いつつ行動に移せていません。
著者の息子さんは、この旅の経験が中学受験でも大いに力を発揮したそうですよ。
この本にはそんな旅を通して得た、生きる力や、旅での学び、ノウハウを次世代の親御さんに伝えたいという気持ちを持って本書を執筆されたそうです。
出発前、出発中、帰宅後の旅を学びに変えるアドバイスも掲載されており、
今後子どもが大きくなるに連れ真似したいと思う箇所がたくさんでした。
巻末にはおススメの旅育スポットも掲載されています!
旅先決めのヒントになりそうですね。
子どもを産んで旅行はしたいけれど、、。そんな躊躇してしまう親御さんの背中を押してくれる1冊だと思います。
私自身の子連れ旅
私自身も実家が島ということもあり、
初めて飛行機に乗って、子どもを連れて帰ったのは娘が生後5ヶ月、
息子は生後3ヶ月の時でした。
二人とも飛行機デビューは早いです。
子どもが泣いて大変だった。荷物も大変。
そんな経験をしてきました。
現在は、帰省のついでに沖縄に寄ったり、車であちこちおでかけをしたりとそれなりの旅を楽しんでいます。
我が家の場合は自然を求めての旅が多いです。
近場から遠くまで、これまで様々な場所を訪れました。
今までで一番遠い、車でのお出かけは宮城県の牡鹿半島の旅でした。
娘が翌日高熱でインフルエンザになったりと、アクシデント続きでしたが、
今もそれはいい思い出。
どんな旅も記憶に残っています。
この本で村田さんもおススメしていた思い出を形に残す
私も思い出を形に残しています。
写真を現像していつでも見れる状態にしているのはもちろんのこと、
おでかけモレスキンと名をつけたノートに旅の記録をつけています。
先月の山梨旅行の記録です。
旅先でもらったチケット集めやスタンプを押すのが好きなのです。
私が記録を取り始めたのをきっかけに、娘も同じようにマイノートに記録をつけるようになりました。
この本にも書いていた、出先からハガキを出す。
を、今後は実践してみようと思いました。
私もこれはやったことがありまして、一人旅をした時は必ず実家にハガキを送っていました。
何かあった時も兼ねてです。
おわりに
一駅先、二駅先でも行ったことのない道を歩くだけでもちょっとした旅になります。
近い、遠いは関係なく、どんな場所でも初めての発見になります。
子どもと一緒にいろんな知らない景色を見ることは、かけがえのない経験になると身を持って経験しているので、この本を読んで益々旅に行きたくなりました。
これから小学校に上がるに連れ、旅の形式もちょっと変化しそうなので、いろんな体験を交えた旅を盛り込みたいなと思います。
星野リゾートはまだ泊まったことがないので是非泊まってみたいホテルの一つです。
あんなところ行ってみたいこんなところ行ってみたいと考えるだけでも楽しい時間になります。
子どもと一緒に旅を楽しみたい!!
こんな旅の仕方があるんだ!!
子連れ旅の強い味方になる1冊になると思います。
以上、旅育BOOKの紹介でした。
引用文は全て、村田和子さん著書「旅育BOOK」日本実業出版社より
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私も47都道府県訪れてみたいな!