本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

「暮らしの手帖」を購入。久しぶりの雑誌は懐かしさと心地よさを感じた話。

スポンサーリンク

 

おはようございます!!あやこです(^^♪

 

今日は久しぶりに本以外の雑誌を読んだお話しです。

 

f:id:genko-library:20200412090630j:plain

 

 

 

「暮らしの手帖」を初めて購入

 

私が「暮らしの手帖」の存在を知ったのは朝ドラ「とと姉ちゃん」がきっかけだった。

今は全く見なくなってしまった朝ドラだが、

 

娘を出産する前から仕事を再開するまで、朝ドラは私の毎日の楽しみだった。

あまちゃん」からはじまり、数々の朝ドラにそれはそれは、胸キュンをしたり、

ほっこりしたり、涙したりと、

初めての子育て中の孤独の空間に彩を添えてもらったと思っている。

 

そんな、今考えると時間がのんびりだった専業主婦時代に出会った「とと姉ちゃん

このドラマをきっかけに「暮らしの手帖」を知ったのである。

 

子どもを出産してからの専業主婦時代は、なんとなく本を買うことは贅沢だと思い、図書館でなるべく借りるようにしていた。

 

「暮らしの手帖」も何度か借りたことがあった。

 

そして、現在仕事をしており、わずかばかりの給料をもらっているので、

好きなものを買える余裕を持った。

 

たまたま最近読んでいた本に「暮らしの手帖」のことが紹介されていた。

そこには「暮らしの手帖」の良さが綴られていた。

 

何と言っても暮らしの手帖の凄いところは、広告が一切ないところ。

 

この文面を読んでそうだった。

そんな素晴らしい雑誌なのだと思い立ち、急に読みたくなったのだ。

 

新型コロナの影響で、SNSでは毎日コロナのことでいっぱいである。

ネットの世界は政治家の文句ばかりでうんざり。

自分が同じ立場ならそれ以上の仕事が出来るのだろうか。

人に文句言わず行動をしてほしい。

他力本願じゃなく、自分の暮らしは自分で守るしかない。

 

どれが真実でどれを信じていいのかもはや分からず、全てが薄っぺらく感じるネットの世界。

 

作り手の思いの込められた文章が読みたい。

そう感じ、今回「暮らしの手帖」を購入した。

 

恥ずかしながら、初めての購入だ。

 

スポンサーリンク

 

暮らしの手帖の理念が好きだ

 

表紙をめくると一番最初に目にする言葉がある。

 

これはあなたの手帖です

いろいろのことが ここには書きつけてある

この中の どれか 一つ二つは

すぐ今日 あなたの暮らしに役立ち

せめて どれか もう一つ二つは

すぐには役に立たないように見えても

やがて こころの底ふかく沈んで

いつか あなたの暮らしを変えてしまう

そんなふうな

これは あなたの暮らしの手帖です

 

この言葉は朝ドラを見ていた時に触れていた言葉だけれど、

改めて文字として読んでみて、こころがあったかい気持ちになった。

 

『暮らしの手帖』は、戦後間もない1948年、

「もう二度と戦争を起こさないために、一人ひとりが暮らしを大切にする世の中にしたい」

そんな理念のもとに創刊しました。

上の言葉は、初代編集長の花森安治が創刊時に書き記し、

私たちが変わらず胸に刻む思いとして、ここに掲げています。

 

 

思いがたくさん込められている「暮らしの手帖」

正に、今戦争と等しいくらい世界がどうなってしまうんだろうという今の状況下。

 

私たちは家にいることが多く、「暮らし」を改めて省みることが多くなった。

暮らしが豊かであれば、心も身体も豊かになれるはずだ。

 

本来の人間らしい生活というか、原点に戻るというか、

不自由さの中から自由さを生み出さざる負えない状況だ。

 

デジタルの進歩と素晴らしさや恩恵は計り知れない。

けれども、昔から変わらずあるものや、受け継がれている知恵は暮らしをよくしてくれる。

 

久しぶりに「雑誌」というものを手にして、改めていいな。ゆったりとした時間の流れを感じた。

 

娯楽のない生活を思い出した

 

今、自粛の中で、映画館や娯楽施設、商業施設を利用できないことに不便を感じている人も多いと思う。

けれども私には免疫があることを思い出した。

 

離島に住んでいた時はこんな生活だったからだ。

映画館もなければ、ショッピングモールもない、コンビニもない。

マックもスタバもない。

 

そんな環境で育っていたせいか、

「あ、これはあの時のあの、暇だ―!!と心で叫んでいたあの時の状況と似ている」

「けれども今は買いたいものも変えるし、ネットもあるし、何不自由ないじゃないか」

そう思うと、私には免疫があることが分かった。

 

そして小さな子どもを育てている人なら分かる、育児中って自由がきかないから、今とそんな変わらない生活なのでは??と。

出かけるのは、買い物と公園のみ。

赤子時代はそんな生活だった。

 

 

私の雑誌遍歴

 

ここで、私の雑誌遍歴を書き残しておこうと思う。

どうでもいい記録と思った人はスルーでよろしく。

 

初めて買った雑誌はピチレモン女の子が初めて出会うファッション誌と言われている雑誌だ。

小学六年生の頃、この雑誌からいろんなことを学んだ。

毎月この雑誌を買うのが凄く楽しみだったことを今でも覚えている。

 

今のようにSNSがなかったから、世の中の流行りや情報をこの雑誌一冊から学んだと言っても過言ではない。

 

高校生くらいからは、「セブンティーン」

専門学校時代は「non-no」

社会人になってからは「MORE」「日経ウーマン」「リンネル」

妊娠出産期は「たまごクラブひよこクラブ」

 

思い返せば色々と年齢や状況により、渡り歩いてきたんだなと思う。

 

デジタルより断然紙派

 

今は雑誌もデジタルで読める時代が来た。

私もkindleで試したことが何度かある。

無料で読めたり、場所をとらないとメリットもたくさんあるのだが、

やっぱり私は紙の雑誌や本がいい。

 

文章を読むという行為は五感で感じるものだからかもしれない。

デジタルを介すと途端に無機質なモノへと感じてしまうのだ。

 

記憶にも全く残らないのである。

それは普段触れているSNSもそうかもしれない。

 

ともなると、このブログも全く人の記憶に残らないということである。

デジタルな文章は記憶に残るというより、その時感じる、通り抜ける風のような感覚に近いかもしれない。

 

その時「心地よく感じたか」「不快に感じたか」「共感したか」そんな瞬間的な風を巻き起こす存在なのかも。

 

おわりに

 

今回久しぶりに雑誌を手に取り読んでみて、心地よい時間を過ごすことが出来た。

子どもたちが寝たあとの静かな夜、

 

そっとページをめくり、誰かの文章に心を重ねる。

 

行ったことのない風景写真に妄想旅をする。

 

旬のレシピやアイデアを見てこれ作ってみようかと好奇心を刺激される。

 

「暮らしの手帖」

を読んで、改めて「暮らし」について考えるきっかえをもらえた。

私は基本的に家にいるのが好きだ。

 

自分の暮らしを楽しむために、人さまの知恵を拝借したり、考えに触れながら、

自分なのりの「暮らし」を見つけていきたい。

 

f:id:genko-library:20200408052348j:plain

暮らしを楽しもうと念願だった「バーズワーズ」の絵を購入したのです!!

玄関を模様替え^^

 

 

 

 

こんなご時世だから、ネットの文章に翻弄されないで、温かい文章に触れてほしい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

 

スポンサーリンク