おはようございます!!あやこです(^^♪
今日はクレヨンハウスさんの「ブッククラブ」から届いた絵本と児童書の紹介です。
今月の絵本
だいじょうぶ だいじょうぶ
おじいちゃんと てを つないで
とことこ あるいていると、
ぼくの まわりは、まほうにでも かかったみたいに
どんどん ひろがっていくのでした。
ぼくがまだ小さくて世界の不思議に満ち溢れていたころ、ぼくとおじいちゃんは散歩を通してたくさんのものごとを知っていくのでした。
新しい発見や困っとこと、こわいこともあったけれど、
おじいちゃんが声をかけてくれる
「だいじょうぶ だいじょうぶ」
この言葉に救われて、ぼくはだんだん大きくなっていくのでした。
けれども、ぼくはずいぶん大きくなり、おじいちゃんは、ずいぶんと年をとりました。
そして今度はぼくがこの言葉をかける番がきたのです。
「だいじょうぶ だいじょうぶ。」
だいじょうぶだよ、おじいちゃん。
優しい言葉と優しい絵の絵本です。
この本を読んだ時、大人の私は泣いてしまいました。
一昨年亡くなった祖父が頭に浮かんだこと。
そして、子どもたちにとっての「おじいちゃん」つまり、私と夫の父がいつか亡くなること。そのことを考えたら涙が溢れました。
まだ、子どもたちは、人の生死に関わったことがありません。
けれどもいつそんなお別れが来るかはわかりません。
ちょうと年齢的にもそんな時がいつ突然やってきても分からない年なので、
この絵本は情緒が育った今にぴったりな絵本だなぁと思いました。
今月の児童書
こうさぎのあいうえお
娘も4月から一年生。定期購読も児童書へと緩やかに変化しました。
定期購読初めての児童書。私も読まさせてもらいました。
すべてひらがな。100ページ超えの本ですが、1週間かけてゆっくり読んでいました。
今の娘にぴったりの本だなぁと思いました。
うさぎのお母さんがうさぎやお友達に「あいうえお」を教えてくれます。
絵本を通して、自分と同じだ!!
そう思う瞬間があったと思います。
「ぼく、なにもみないでも、きつねって かけたよ」
こぎつねが、うれしそうに こえをあげました。
「わたしは、きつねもうさぎも かけるのよ」と こうさぎ。
きつねの気持ち。こうさぎのセリフの描写。
子どもでも想像しやすいよう、優しく丁寧な文章が散りばめられています。
おわりに
子どもがとびつきそうな本はいっぱい溢れているけれど、こうやって定期購読の本は、「ごはんのような本」を届けてくれるのがありがたいです。
子どもはどうしても「おやつのような本」を好みます。
自分では中々選べない本をこうやって、月に一冊でも読めることはやっぱり貴重だなぁと。
今は図書館も閉まっていて、何も借りられませんが、定期購読の絵本や本が月に一回届くのはとても安心材料です。
昨年届いた絵本の中から毎日寝る前に一冊だけ読み聞かせしています。
年中の息子が気に入っていて、何度も読んでとリクエストしてくるほど。
こういう、何度も読むというのは、おうちにずっとあるからこそできることですね。
先週はこの絵本を一週間毎日読みました。
本さえ読めれば楽しい世界が待っています。
おもちゃがなくてもテレビみなくても自分で楽しい世界の入り口に入れることに気づいてくれたら。そんな風に思っています。
読み終わった本は、タイトルを手帳に記入しています。
感想まで書けたらもっといいけれど、今はタイトルだけ記録。
娘が今読んでいる本はこちら
どっちが早く読み終わるか競争ね!!
なんて、言われてしまいました。
娘と出勤前に5分読書。
— あやこ@読書ノートはモレスキン (@genko_library) 2020年4月26日
今日から私は「ゲーテとの対話 中」を読み始め。
崇高な言葉のシャワーだらけです。
「どっちが早く読み終わるか競争ね」と、言われました。
負けるに決まっとる。
こんな時だから、買って積ん読になっていた古典をじっくり読んでみよう。
親子で読書時間。
中々よいです。
以上、今月の定期購読の絵本と児童書の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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