1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
幡野広志さん著「なんで僕に聞くんだろう。」です。
「なんで僕に聞くんだろう。」の本の内容
この本は、cakes「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」
(2018年10月31日~2019年10月28日掲載分)
の中から37コラムを選び、加筆修正したものです。
私も時々、Twitterのタイムラインで、記事が流れてくることがあるので、
時々読んでいました。
その記事が一冊の本になったということで、改めて読みました。
以前読んだ記事もありましたが、
何度読んでもココロに響くものばかりでした。
それはまるで自分に言われているかのような気持ちになったからです。
「なんで僕に聞くんだろう。」を読んで心に残った言葉
どの質問にも真摯に応える幡野さん。
その中でも私が心に残り、読書ノートにも書き写した箇所は、
P64~
しあわせって笑顔がうまれるんです。
誰かのしあわせを願うこともその人のしあわせだし、
誰かを不幸にすることもその人のしあわせです。
しあわせの価値観というのは、残酷なほど人それぞれです。
しあわせと不幸は表裏一体なんだと。
過干渉の親も、子どもの幸せのためと思ってやっていたり、
けれども一番は自分の為だったり。
誰かに攻撃をすることもその人にとってのしあわせの為なんだと、
読んで改めて気づかされました。
SNSは特に誹謗中傷がたくさんで、目にする度に苦しくなります。
攻撃することによって、その人はきっと気分がいいんでしょうね。
その人にとっての悲しいしあわせの形なんだと理解しました。
だからと言って、むやみに心にナイフを突き刺していいだなんで、許されないことです。
逃げるかブロックが大事。
自分の経験
幡野さんの本を読む度に、私は毒親になっていないだろうか?
ドキっとさせられます。
子どもたちの為と思って、やっていることが多いような気がするからです。
それで自分が疲弊して、夫への風当たりが悪くなったり。
全部自分に跳ね返ってくるなぁと感じるこの頃です。
これからしたいこと
悩みを作るほとんどの原因は人間関係だと語る幡野さん。
けれど、誰かの背中を押すのも人だと。
悩ませる側になるのではなく、背中を押せる人に私もなりたい。
そう思った。
自分が自分がになっていないだろうか。
不幸自慢をしていないだろうか。
私ばっかりとなっていないだろうか。
自分が幸せにならないと、周りも幸せにできないと思う。
何より家族を苦しめる立場になっていないだろうか。
改めて、自分を顧みるきっかけになった本でした。
私が幡野さんだったら、こんなにも真摯に向き合った回答はできないと思った。
質問者さんのことを身近で見ているかのような、
するどい洞察力とアドバイス。
凄いと思った。
私はそこまで、質問から意図を汲み取ることができなかった。
カメラマンという職業柄からの培った別視点の観察力なのか。
それとも自身が経験してきた、境遇からの考察なのだろうか。
同じ年の幡野さん、年上だとばかり思っていました。
同じ年輪を重ねたとは思えないほどの、凝縮した人生をきっと送ってきたんだと思います。
混沌とした、陰りある悩みを抱えている人が多いことにもビックリです。
人生色々あるけれど、「なんくるないさ~」で私も生きたい。
以上、幡野広志さん著「なんで、僕に聞くんだろう。」を読んだ感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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