おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
吉川浩満、山本貴光著「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。」です!
「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。」の本の内容
「エピクテトス」何やら言いにくい名前ですね。笑
エビカニクスみたいな・・。
今から1900年前くらいの人です。
エピクテトスは奴隷だったが解放されて哲学の教師になり波乱万丈な人生を送った。
エピクテトスの言行録「人生談義」は、
歴史的著名人から、夏目漱石も愛読したそうだ。
そんなエピクテトスに魅了された2名の著者が、
会話方式で、エピクテトス先生がもしいたら、こんなことを言うだろうね。
そんな会話形式で話が進む本です。
本の凄いところって、
今生きていない、超大昔の人の考えが知れること。
これ、凄いですよね。
「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。」を読んで心に残った言葉
P186~
エピクテトス先生の教えで、いちばん大事なポイントは?
「権内にあるもの」と「権外にあるもの」を区別すること
「権内」とは、自分でコントロールできるもの。
「権外」とは、自分ではコントロールできないもの。
自分ではどうにもならないことを気に病むのはやめて、
どうにかできることに注力せよ。
この世の悩みの多くは、権内にあるものと権外にあるものの区別の混乱にある。
この本の中で何度も出てくるのが、
「権内」と「権外」
自分にはどうにもならないことで、世の中の人は悩んでいる。
ということを言いたかったんだと思います。
つまり、
自分でコントロールできることを増やせば、悩みも減るということだと思いました。
例えば、自分にとって資産になるスキルを身につける。勉強する。
出来ることを増やすことは自分でコントロールできることが増えると言うことですね。
自分の経験
これはもう、子育てをしていると、
子どもをコントロールしようとすればするほど、
お互い関係性が悪化することをよく知っているので、
このエピクテトスの言い分は非常に腑に落ちました。
よく言われますよね。
人は変えられない。変えられるのは自分だけだ。
これは、「権内」と「権外」を意味していることだと思います。
夫婦関係もそう。
夫に求めるのが多いと苦しくなります。。
これからしたいこと
コントロールできないものをコントロールしようとするから苦しくなるし、悩むということが理解できたので、
あらゆる人間関係において、まず、
これは「権内」か「権外」か、そう考えるようにしようと思います。
そうすれば、解決策は自ずと見えてくるような気がしました。
特に子育てにおいてはコントロールしようとすればするほど、
思春期にその反動が来ることはもう十分知っているので、
慎重に行きたいなと。
とくに身近な家族はコントロールしようと躍起になりがち。
気をつけなくては。
人間の悩みって、何千年前から変わらず同じことの繰り返しなので、
その答えは先人たちが既に語っていることが多いです。
そんな教えを乞うことが出来るのも本の魅力。
先人たちの知恵をたくさん吸収して実践してみようと思います。
以上、「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。」の感想でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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