先日のこと、小学校1年生の娘が初めて学校をお休みしました。
症状は熱はなし。
咳と鼻水。
本人は咳が出たら、苦しいから休みたいと訴えあり。
忙しい朝の時間、以前の私だったら、多少無理させてでも行かせていたかもしれない。
でも、コロナ禍になって、休むことへのハードルが下がりました。
もしこれがコロナだったら!?
いろんなことのリスクを考えて、無理をさせないことにしました。
初めてかける学校への欠席の連絡。
案外すんなりでした。
娘に聞くとクラスでもちらほら風邪で休む人がいるらしい。
季節の変わり目。
急に乾燥してきましたね。
休ませて大丈夫かな?
そんなことを思ってしまうのは、多分、私は小学校の頃、
無理して学校に行った記憶があったから。
学校は毎日行かなくちゃいけないもの。
そう刷り込まれていたような気がします。
かつて私が小学生だった頃、
私が休んだ日には、祖母が家を訪ねてくるのが密かなプレッシャーだったことを思い出しました。
学校へ行く時、必ず祖母の家の前を通っていたので、窓から私が通ったか通らないか確認できたんでしょうね。
私はその干渉が実は嫌だったのです。
休んでいるのに、休まらない感覚。
いけないことをしている感覚。
あの時の嫌な感覚は今でも思い出せます。
娘はちゃんと自分で「休みたい」って言える。
自分に正直であること。
その感覚の芽をつみたくないなと、今回改めて感じました。
「休む」って悪くないんだよ。
そんな価値観を与えたい。
ついつい私たちは、誰かの目を気にして無理をしてしまいがちです。
そんなこと気にしないで生きるほうが絶対生きやすいと思うのです。
仕事も迷惑かけちゃいけないとか、頭をよぎりますよね。
そりゃあ、迷惑かけるのはよくないかもしれない。
でも、お互いさま。
迷惑かけていいんじゃないかって思います。
娘が休むおかげで、私も仕事を休み、のんびりできました。
立ち止まって振り返るきっかけを貰えた気がします。
その日に出来た事。
■チャレンジタッチの解約
→夏休みにスタートしたチャレンジタッチ。
最初は楽しく続けていましたが、飽きたと娘より要望があり解約することに。
タブレットという経験が出来てよかったのかなと。
やっぱり、紙で解く方が、五感にはいいだろうなと薄々感じていました。
あくまでお遊び感覚が否めません。
タブレットにはタブレットの良さがありますが、やっぱり手を使って勉強する方が良さそう。
■シンクシンクの解約
→プログラミングが身につくアプリ。
シンクシンク。
これも自粛期間中に入って、iPadで使っていたんですが、
最近全くやらなくなり、本人に確認したところ、
やっぱり飽きたそうで。
やっぱり外遊びで友達と遊んでいるほうが楽しいよう。
与えられたものをやるんじゃなく、
自分で工作とか創造する方がいいみたいです。
娘の口ぐせは、工作したい!!です。
こんな感じで、学習面を見直すきっかけになりました。
固定費も減るし、万々歳。
今頃、学校ではこんなことをやっている時間だよって教えてくれたり、
普段学校に行っていたら、食べないであろう、
10時のおやつやお茶タイム。
ほうじ茶を淹れて二人でお茶タイムを設けました。
少しお散歩もしたりと、のんびり過ごしました。
長い人生、休むことも必要。
これは自分にも言い聞かせたい。
次の日は体調も良くなり、無事学校に行きました。
娘に聞いてみました。
学校へ行くのと、休んでお家にいるのどっちが楽しかった??
「学校!!」
うん、そっか。
学校の方が楽しいって思えたことは、
今回の休みも無駄じゃなかったのかな。
そんな風に思えた出来事でした。
ちょっと学校今日は行きたくないな。
そんな日は気軽に、じゃあ、楽しいところ行こうか!!
なんて言える親でありたいな。
何が何でも学校!会社!!
そんな人生にしてほしくないな。なんて願望を持つのでした。
かつての子ども時代、
自分が親にしてほしかったことを、子どもにはしたいと思います。
あの時、学校行きたくないって言うことが、すっごくハードルが高くて苦しかったなあって。
以上、娘が初めて学校を休んだことをきっかけに立ち止まる機会を与えてもらえた話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んだよ~!のしるしに、ポチっと応援して頂けると更新の励みになります^^
↓