おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
川端康成さん著書「雪国」です!!
この本の説明
主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪れ、
芸者になった駒子と再会する。
「悲しいほど美しい声」の持ち主葉子と出会う。
哀しさと美しさが描かれた川端康成の代表作。
心に残ったこと
P43~
日記の話よりもなお島村が意外の感に打たれたのは、
彼女は十五、六の頃から、
読んだ小説を一々書き留めておき、そのための雑記帳がもう十冊にもなったということであった。
島村が駒子の意外な人柄を知った瞬間なのである。
一度は都会で暮らしていた駒子。
田舎に戻り、都会への憧れが、あきらめへと変わり、
田舎での日々の暮らしの中での徒労の感を強く感じる島村でもあった。
雑記帳が十冊。
凄いなぁと思った。
昔の人はもちろん、デジタル機器なんてものがないから、
今の人たちよりもたくさん書くことに集中できたんだろうなと思う。
そうやって書くことでしか、記録は残せないし、
感情の整理にも役立っていたのでは?なんて思う。
昔のシーンにも、今と変わらぬそういった、ノートに何かを書き留めるシーンが出てきて嬉しくなった。
自分の経験
雪国のモデルは新潟県の越後湯沢だそうで、
私は20代の頃に訪れたことがある。
地元の友達男女4人で、スノボに行き、
その帰りに温泉に入った。
上京してまだ数年の頃で、あの頃は見る景色が全て新鮮だった。
新潟で撮った写真を見る度に、あの頃の若さが眩しく感じる。
昔の話に出てくる土地と、自分が行った土地がリンクして嬉しかった。
これからしたいこと
また新潟に足を運んでみたいな。そう感じた。
そちらにも挑戦してみたい。
古典、年に数冊読むよう意識しています。
やっぱり現代の小説と比べて読むのが難しい。
それだけ、自分の読書レベルがまだまだなんだなぁと思い知らせるのでした。
以上、川端康成さん著書「雪国」の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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