おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
「水車館の殺人」の本のあらすじ
仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。
一年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、
今年も繰り返されるのか?
密室から消失した男の謎、
そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは・・!?
「館」シリーズ第二弾!!
前回、十角館の殺人を読みまして、
「館」シリーズ読破したい!!!
ということで、静かにマイブームが訪れています。笑
この「館」シリーズからミステリーにハマる人多いそうですね。
私もその一人になりそうです。
いや~、今回も一気読みでした。
自粛中にミステリーはピッタリです。
「水車館の殺人」を読んで心に残った言葉
P264~
誰かが何かをしなくなった時、
たぶんまわりの者たちは、
どこが違うとははっきり分からなかったとしても、
何か変だと感じるだろう。
何か変だ、あるべき形からずれている。
すなわち、しっくりこない。
この感覚なんですよねぇ。
これは私たち読者に向けてもヒントなのではないだろうか?
そう思わせる一文でした。
「しっくりこない」という気持ち悪い感覚は、
それは正しくて、
何かが変だと感じる人間の本能なのかもと思いました。
P25~
何も変わっていない。
第三者の目にはそう映るであろうものが、
しかしいかに大きな変化を内在しているかを、私は知っている。
「水車館の殺人」を読んだ感想
今回はですね、何と犯人を当てることができました!!!
前回の十角館よりも犯人を予想することは簡単でしたが、
それでも中村青司が建築し、この館の秘密の通路がどこにあるのかは、
分かりませんでした。
十角館でも登場した「島田さん」が出てきて、
ほう、こうやって繋がっているのか~!
と、嬉しい気分に。
シリーズものはこういった「繋がる感」がいいんですよね。
以後もこんな感じで繋がるのでしょうか?
前情報全く取り入れないで読んでいるので、第三弾も楽しみです。
ミステリー、予想しながら読むのが楽しいです。
細かい動機や種明かしがまた楽しい。
「館」「密室」ドキドキの読書体験でした!!
引用文は全て本書より
★館シリーズはこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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