おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
坂木司さん著書「アンと愛情」です!!
アンちゃんシリーズ第三弾です!!
過去に読んだシリーズ1作目↓
2作目↓
和菓子の世界観に触れられ、
かつ、おいしそうなおやつ。
そして主人公の「アンちゃん」の成長を見守ることができる。
そんなシリーズとなっております。
この本の説明
今回はなんと、あのアンちゃんが成人式を迎えます。
大人になるのは、まだ早い気がするけど、
それでも時間は進むし、世の中は待ってくれません。
おいしいおやつを食べて、
前を向いて。
さあいきましょう。
デパ地下から着物売り場、
催事場に女友達との金沢旅行。
少しずつ拡がるアンちゃんの世界。
さらに深くなる和菓子の謎。
そして大好きなあの人とのお別れが・・!?
心に残ったこと
P180~
「金沢は、お菓子の消費量が四年連続で日本一になったくらい、
甘いものが好きな土地なんです。
だから『甘いもの=うまいもの』なのかな、
って個人的には思っています」
「甘さって、人間にとって絶対的に正しい味覚ですよね。
しょっぱさの振り幅は狭いけど、
甘さは広いって言うか」
金沢では甘い醤油のことを「うまくち醤油」と言うそうです。
あえて「あまくち」ではなく「うまくち」と言う金沢のお醤油。
九州のお醤油ほど甘くなく、うまみがあるそうな。
へぇ~!!と思った。
確かに、東京に来て感じたことは、
鹿児島のお醤油と、関東のお醤油は味がまるっきり違うこと。
その土地の調味料によって味が違うから面白いなぁと思った。
そして金沢も、金沢独自のお醤油の歴史があることを知った。
感想
シリーズ第三弾。
今回はアンちゃんがちょっぴり大人へと成長している様子が伺えた一冊だった。
あの人との「恋!?」の進展はなかったけれど、
そこのところは相変わらず鈍感なアンちゃん。
この本を読んで一番好きな章は、
女友達3人での金沢旅行。
金沢の魅力がたくさん伝わる内容だった。
そして、女友達とべったりいつも行動するのではなく、
お互い自分が見たいところを見る、
自由時間を設けていること!!
それがまた良かった。
分かる分かる。
旅行で常に一緒に行動するのではなく、
自分が見たい場所へ一人で行くのもまた楽しい。
私も昔、
奈良と京都へ、女友達と3人で旅行をしたことがある、
京都で私は一人でサイクリングをしたいと提案した。
最初は私一人、友達二人の別行動の予定だったんだけれど、
結局友達二人は何をしていいか分からないということで、
私に便乗して結局三人でサイクリングをすることに。
それはそれで結果的に楽しかった。
20代にもなると、一人で行動してみたくなる気持ちが分かる、
金沢旅行のお話しだった。
金沢に絶対いつか行く!!と、心に誓ったのでした。
この本を読んだ後、
インスタグラムで、「上生菓子」とつい検索を。
繊細で美味しそうな美しいお菓子の多いこと。
日本の美意識や、季節の移ろいを和菓子で表現していた昔の人々。
本当に粋で芸術的だなと思う。
毎回そうなんだけれど、
この本を読むと和菓子が食べたくなります!!
そして、仕事の接客にしても、職場の人間関係、
和菓子の知識、成長しているアンちゃんを垣間見れることができました。
これは第四弾もあるのでは!?
第四弾もあるといいな(´▽`*)
そんな終わり方の今回の本でした。
おはようございます。
— あやこ@読んで書いて話す人 (@genko_library) 2021年5月16日
昨日は、#坂木司 さん著書#アンと愛情#読了
この本を読んで、
「いつか金沢に行って和菓子を食べる!!」
そんな新しい目標が出来ました。
第四弾もあるのかな!?
作者様、続編宜しくお願いします(^o^)/
お茶と甘いモノを用意して読んで欲しい1冊です^^
以上、坂木司さん著書「アンと愛情」を読んだ感想でした!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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