おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
この本の説明
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。
招かれた四人の作家たちは莫大な”賞金”をかけて、
この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、
それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!
周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作!
館シリーズ第三弾です!!
心に残ったこと
P453~
それにしても、<文豪>や<オアシス>という実在した「ワープロ」
の機種、<親指シフト>という入力システム、
さらには「フロッピーディスク」・・・・
当時は最先端だった諸々が、
見事に「現代」からは消えてしまったり消えつつあったりする。
この種のモノを利用したトリックを使う時にはやはり、
耐用年数の限界を覚悟しておかねば、
と今さらながら思い知らされる。
これはこの物語のあとがきで、
綾辻さんが述べていることなのですが、
この本を読んで懐かしく思ったのが、
この「ワープロ」や「フロッピーディスク」が出てくるんですね。
本を読んでいて楽しいのは、
こういった時代を感じる代物と再会した時です。
私も小学校3年生くらいからワープロを使わせてもらったことを思い出しました。
当時どうやって入力を覚えたのか、全く記憶にないのですが、
兄弟の中でも誰よりもワープロを扱うのが得意だった気がします。
家族や祖父母の年賀状を作ってあげたりなんてしていたなぁと。
MDとかウォークマンがいつの間にか流行らなくなったのと同じように、
今ある主流のモノがいつか消えてなくなるのかなぁと思いながら読みました。
感想
今回の迷路館シリーズもとても面白かった!!
デビュー一年で三作もの作品を書きあげるなんて、
本当に凄いです。
#迷路館の殺人#読了
— あやこ@読んで書いて話す人 (@genko_library) 2021年5月26日
3回に及ぶ「え~!!!???」がありました。
思い込みって怖い。
「血」については予想通りだったのになぁ。
今回も楽しませてもらいました。 https://t.co/diCwrK6wzZ
いいところまで、予想していたんですが、
最後の最後にやられてしまいました。
ビックリだらけで、
後半のページを何度も読み返しました。
それくらい、綾辻さんに「やられた~!!!」
そんな読後感。
これはハマるのもうなずけます。
今からこの本を読む方へ。
「思い込みを捨てて下さい」
綾辻さんの巧みな文章に「思い込み」させられてしまうんですけれどね(;・∀・)
皆さんはどの館の本が好きですか!?(*^-^*)
宜しければ教えてください。
残り7作品。
今年中に読めるといいなぁ。
★館シリーズの感想はこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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