小学校の夏休みの宿題と言えば!!
「読書感想文」
早めに終わらせたい宿題の一つですよね。
この夏我が家は、
読書感想文は「すいすいシート」を利用して簡単に終えることができましたので、
その記録を綴りたいと思います。
小学2年生は一人で読書感想文は書けるのか?
娘は小学2年生です。
去年1年生の時も読書感想文の宿題は出ましたが、
やはり一人では難しい様子。
親のサポートありで何とか完成させました。
小学2年生は一人で書けるかというと、
やはり、感想文を書くこと自体数をこなせていないので、
難しいと思います。
私はこのブログを通して300冊近い本の感想を綴っています。
やはり、本の感想文を書くコツは「どれだけたくさん感想文を書いたか」
量による慣れだと思います。
夏休みだけ感想文を書く子どもたちは、
圧倒的に感想文に慣れていませんよね。
ポイントさえわかれば、感想文って実は簡単なんです。
小学2年生は800字程度を推奨されています。
800字と言えば、簡単なブログ一記事分です。
大人でも大変なので、子どものサポートはまだまだ必須だと思います。
教育同人社発行「読書感想文すいすいシート」を使ってみた
今回、ありがたいことに、
読書感想文を書くうえで、
プリントが同封されていました。
見ると、「読書感想文すいすいシート」というプリント。
(娘のプライバシーもあるので、黒く塗りつぶしています)
読書感想文を書く前に、
情報を整理するシートとなっています。
質問に答えて、記入し、
記入した箇所を組み立てて感想文を書く形式になっています。
裏面はこんな感じ↓
ここからはすいすいシートを使いながら、
私の読書感想の経験をプラスしながら書き方をお伝えしたいと思います!
シートを書く前にやっておくポイント
・心に残った文章に線を引く
これは私も全く同じことをしているのですが、
気になった文章、心に残った文章、感動した場面、
とにかく、ページ番号をメモをしておくことをおすすめします。
購入本で売る予定がないのであれば、
線を引くのもOK、付箋を貼るのもOK。
※ただし、図書館の本は線も付箋もNGですよ。
付箋は糊跡が残ってしまいます。
私はいつもしおりの紙に気になったページ番号を記入しています。
・感じたことや考えたことをメモしておく
なぜその場面に心を動かされたのか。
その文章を読んで何を感じ、何を考えたのか。
メモをとっておくと後で楽になりますね。
心に残った場面は記録です
感想文に書くために質問に答えてみよう
①その本を読んで一番心に残った場面を書く。
線を引いた箇所や、メモをしたページ番号を参考に、
自分が心に残った場面を書いてみましょう。
書き写すだけだから簡単です♪
なぜ心に残ったのか書いてみるとよりOK。
②本に出てくる人の中で一番好きな人は誰?
本の登場人物の中で好きな人を考えてみましょう。
また、
自分、友達、家族と比べて似ているところは?
違うところは?
登場人物と自分や周りの人と比較してみると、
違う発見や共感部分が明確になりますね。
③その本を読んだあと、自分の生活を振り返ってみる。
「大切だなと思ったことは?」
「なぜ大切だと思った?」
これは自分の経験と比べてみるといいですね。
④書く順番を考えよう
①~③を書きだしたら書く順番を考えます。
最初に簡単なあらすじを書いて
①~③を順番を考えて書くといいと思います。
(すいすいシートにはあらすじを書きましょうとは書いていませんでした)
あらすじを抜かしてもいいですが、800字超えるためには、
文字数を稼ぐために書くことをおすすめ。
帯や裏表紙に簡単なあらすじが書いてあることがあるので、
参考に書いてみてください。
あらすじ→②→①→③→おわりにという感じに大まかでOK。
娘の感想文の構成は上記の順番で書きました。
⑤おわりに書くことを考える
おわりには、この本を読んでこれからの生活に活かしたいこと、
学んだこと、やりたいことを書くといいですね。
娘は本の影響で、夢が出来たこと、これからしたいことを書いていましたよ。
最後に題名を考える
「○○を読んで」での題名ではなく、一ひねりある題名を考えられるといいですね。
難しいのであれば、「○○を読んで」で全然OK。
娘は普通に「○○を読んで」と書いていました。
全部書けたらやってみよう
☑一度声に出して読んでみる
☑漢字や句読点が正しく書けているか
☑字の間違いや抜け落ちないかチェック
我が家は一日2枚、2日間で仕上げました
感想文は何のためなに書くのか?
感想文って何のために書くんでしょうね。
本を読んだことをまとめるため?
本を読んでいない、感想文を読んだ人が、
「この本読んでみたい!」という気持ちにさせるため?
賞をとるような文章を書くため?
いろんな要素を含んでいるのが読書感想文。
物事を分かりやすく伝える能力が養われるだろうし、
情報を処理し、まとめる能力も必要ですし、
伝えるためには面白いと思う場面を記憶しておかなくてはいけません。
自分の気持ちの整理にもなるし、
相手に伝える能力も必要です。
自分の知っている言葉の引き出しから、
相手に伝わりやすい言葉を使ってみたり、
時に比喩を用いたり。
脚色をしたり。
何だか、絵のように、
鉛筆書きから色を添え、重ね塗りをするのが文章だと私は思います。
だから文章って一種の芸術だと思うのです。
読書感想文って様々な要素が組み込まれた宿題だなとつくづく思うのでした。
ホント、うまく出来ているよ。
一番いいのは、
そんな打算的要素をとっぱらって、
すっごく感動した本に出会い、
この気持ちを誰かに伝えたい!!!
そんな熱意を持った時に、自分だけの気持ちを吐き出せる感想文が私は一番いいんじゃないかなぁと思うのです。
ブログで言うと、SEO意識したブログじゃなくて、
感情ダダ漏れのブログ。
そういうブログの方が読んでいて楽しいと私は思います。
感動するような、心を動かすような、
そんな本に出会えることがまず難しい。
だから、量をこなして読むしかないんですよね。
簡単にそういった本って出会えるのは、
大人でも難しいです。
自分の経験値を増やしながら、
多読をする中で、
その経験値と本の物語がリンクした時に、
宝物を見つけたような本に出会えると思うのです。
誰の為に何のために書くのか。
そういった目的一つでも文章って変化するので、
あら不思議と思います。
これから社会を出て行く子どもたちには、
そうやって言葉を自由に操り、
相手の心動かす文章能力が問われるのも事実。
とりあえず、宿題ですから、
こういった、読み手が読みやすい読書感想文、要点をまとめた読書感想文を書くことをサポートしますが、
(多分学校が求めている感想文ってそういう感想文なのかな?と、解釈しています)
いつか娘には、
そんなことを考えないで、
自分オリジナルの感想文を書ける日がきたらなぁなんて思いますが、
小学生の頃の自分の能力を振り返ると、
そんなこと皆無でしたので、
期待せず、
4年生くらいになったら自分で書いてねと丸投げしたいと思います。笑
とりあえず、日々の読書の中で、
どんな本だったか教えて~!と、
気持ちを引き出す練習だけをしておこうかな。
なんて、今回読書感想文の宿題に携わって思いました。
大人を悩ます子どもの夏休みの宿題、読書感想文。
とにかく、文字数を稼げれば大丈夫!!!
(心に残った文ををたくさん書き写せば大丈夫ですよ)
これね、娘だから簡単だったんですが、
問題は息子!!
来年はどうなるんだ・・。
ちょっと想像すると身震いするのでした(;・∀・)
世の保護者の方、今日もお疲れさまです。
読書感想文、早めに終わるといいですね(^o^)/
大人の皆さんに聞きたいです。
感想文って何のために必要だと思いますか?
コメント頂けると嬉しいです^^
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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