おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
小池真一さん著「40代からの時計簿革命」です!
この本の説明
筆者は通信記者として、連日午前0時過ぎまで仕事をし、
タクシーで帰宅してすぐに寝る。
そして朝9時頃目覚めて出勤。
食事も食べたり食べなかったり、暴食をしたり。
そんなめちゃくちゃな時間生活を20年間も続けていた。
健康診断では、
「このままでは急死する危険がありますよ」と言われるほどに。
長時間労働をなくし、健康的な生活時間を過ごしたい。
けれど、お金の不安が消えず、
まずは、家計簿をつけることからスタート。
お金の管理をすることで、これだけの収入減でも健康で幸福な暮らしが維持できる見通しができた。
そうすることで、長時間労働を見直し、
別の職場へ異動を果たした。
そのおかげで今度は自由時間が増えたのだ。
そこで、気づいたことは、
時間をしっかりと把握するために、
時間を記録する家計簿のようなものが必要だと気づいた筆者は、
試行錯誤を重ね、編み出したのが、
時を計る帳簿「時計簿」だ。
時間の記録を録ることで、
どれだけの時間を使うと自分の幸福度がどれだけ上がるかが明確になった。
本書は、時間についての事例をたくさん提示しながら、
お金と時間の関係性を説き、
著者が編み出した時計簿について書かれた本となっています。
心に残ったこと
P52~
”凪時間グルメ”
工夫という知恵とおもてなしの気持ち、
それにちょっとした手間を惜しまなければ、
お金で買えないような幸福食が生まれる。
これは、「凪のお暇」というドラマから見る、
お金と時間と幸福についての関係性を説いた中で、
ドラマの中で、登場する斬新なグルメについて解説していた箇所です。
ちょっとの工夫と、ひと手間が幸福感を増す。
現代人は、手間を省き、
時短を求めて便利家電に頼っている傾向がありますが、
実は、ひと手間のお料理一つで幸福感は増すのは実感しています。
時短のために買った、コンビニ弁当よりも、
ひと手間加えたおにぎりの方が美味しい気がするのは、
多分そういうことなんじゃないかなと思いました。
いいレストランで食事をするのは、お金がたくさんかかります。
そのために、時間を使って働かなければなりません。
逆に、少ない収入でも質素な暮らし、
工夫を凝らした食事や生活。
時間持ちになるのか、お金持ちになるのか、
どちらが幸せなんでしょうね。
時間があっても不幸な人はいるし、お金があっても不幸な人がいる。
そのちょうどいい塩梅を自分なりに理解し、
持ち合わせていると幸福感を感じられるのかもしれませんね。
感想
時間の使い方は、命の使い方。
誰もが平等に与えられている24時間という時間を、
どう使うかで、生き方がまったく違いますよね。
時間持ちになって、幸福度を感じやすい生活に憧れるものです。
筆者のように、時計簿をつけることは、
ちょっとハードルが高いなぁというのが正直な感想ですが、
手帳をつけている人は、
結構、自分の行動を記録している人が多いので、
可視化されているのでは?と、思いました。
よく、書くと夢が叶いやすいとか、
やりたいことを行動にしやすいというのは、
こういうことで、
時間の使い方を見える化することで、
何をしたらいいのかの優先順位が分かるからじゃないかなと思いました。
あとは、肯定感もつきますしね。
出来なかったことを書くよりも、
出来たことを書くこともまた、効果があると思います。
手帳や、行動の記録をつけたことのない人は、
まずは手始めに、
自分が今日一日の中で、
幸せだな~と感じた時間を記録するだけでもいいかもしれませんね。
私は手帳に、一日のうちで、良かったこと、
美味しかった食べもののことを記録して、
いいことだけを考えるようにしています。
時間術系の本は、何度も何度も読んでもやっぱり、
自分の時間の使い方に自信が持てていませんが、
こういった、時間意識を早いうちから身につけておいて損はないと思いますので、
また定期的にこういった本は読んでおこうと思います。
以上、「40代からの時計簿革命」を読んだ感想でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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