おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
川口俊和さん著「さよならも言えないうちに」です!
本の説明
本書は「コーヒーが冷めないうちに」シリーズの第四弾となっております。
とある街の
とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座るとその席に座っている間だけ
望んだ通りの「時間」に移動できるという
ただし、そこにはめんどくさい・・・
非常にめんどくさいルールがあった
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない
2.過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない
3.その席には白いワンピースを着た女が座っている
その席に座れるのはその女が席を立った時だけ
4.過去に戻っても、席を立って移動はできない
5.制限時間はカップにコーヒーを注いでから、
そのコーヒーが冷めるまでの時間だけ
喫茶店の名前は、フニクリフニクラ
この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった心温まる四つの奇跡
第一話 大事なことを伝えていなかった夫の話
第二話 愛犬にさよならが言えなかった女の話
第三話 プロポーズの返事ができなかった女の話
第四話 父を追い返してしまった娘の話
心に残ったこと
P130~
過去の後悔をずっと抱え込んでいた。
どこにも吐き出す場所はなく、どうやっても救われないと思っていた。
それなのに、今は、不思議な感覚に包まれている。
その感覚を言葉にするなら、感謝。
としか、言い表せない。
過去には戻れるけれど、現実は変えられないと知ると落胆する主人公たち。
けれど、それでも心残りのことを果たして現実に戻ってくると、
みんな清々しい気持ちを持っているのだ。
そしてみんな口々にする言葉、「感謝」「ありがとう」
きっと、さよならより言っておいて後悔しない言葉とは、そういう気持ちなのかもしれない。
感想
今回の4つの物語も、心温まる物語でした。
個人的には第二話の愛犬のお話しがよかったです。
犬は飼ったことないですが、
きっと人間の気持ちを凄く分かっているんだろうなと想像しながら読みました。
「コーヒーが冷めないうちに」をここ最近、
Amazonプライムで映画鑑賞をしたおかげか、
本を読みながらも、喫茶店フニクリフニクラの様子が、
頭に思い浮かぶことができました。
本も良いですが、映画もとてもよかったですよ!!
この本は読書初心者の人にも読みやすいシリーズ。
そして、どのケースをとっても自分だったら?
と、置き換えやすいエピソードがたくさんです。
後悔しない人生を歩んでいる人の方が、
この世の中は少ないと思います。
この本から学べることは、
明日があるとは思わず、
日々周りの人を大切に、感謝の言葉をなるべくたくさん伝える。
そうすれば後悔が少ない人生になるのかもしれない。
そんなことを学べる本でした。
以上、川口俊和さん著「さよならも言えないうちに」を読んだ感想でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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