本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

2021年読了本120冊!読んでよかった10冊紹介!!

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あけましておめでとうございます。

今年も「本のある暮らし」を宜しくお願いします。

 

今日は、2021年読了した本約120冊のうち、

読んでよかった10冊を紹介したいと思います。

 

2022年の本選びの参考になればと思います。

 

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1冊目 旅する練習

 

年末に読んだ本です。

何気ない旅の風景が文学的に描かれた1冊。

 

何気ない日常、何気ない風景。

地続きの毎日の中で、

非日常の旅。

 

そんな旅でも歩く旅というのは、

時間がゆったりで、

この目に映る景色を焼きつけておきたいけれど、

全ては焼き付けられません。

 

限りある時間を記録することの大切さ。

今いる人との当たり前の生活をしみじしみと感じる一冊でした。

 

ラスト一ページ。

ティッシュを用意して読むことをお勧めします。

 

 

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2冊目 オルタネート

 

2021年本屋大賞ノミネート作品の本書。

アイドルが書いた本というフィルターをつけずに読んで欲しい一冊。

 

令和の青春が描かれた本書。

終盤へつながる物語の結束感に熱を帯びる読後感でした。

 

年号が変わろうが、

どの時代であっても青春はいい!!

 

読書をする人って、

いつまでも気持ちを若々しく保てるのではいか?って思っています。

 

加藤シゲアキさん、今後も注目の作家さんです。

 

 

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3冊目 犬がいた季節

 

ほっこり小説が基本好きな私。

内容が平成ということもあり、

自分の青春時代と重ねながら読みました。

 

平成って激動の年だったと思います。

もうあんなに過去のことなんだと思うと、

時の流れにセンチメンタルになっちゃいます。

 

表紙をめくると素敵な絵に出会えます。

 

伊吹有喜さんの作品って本当にあったかい。

寒い冬にあったかい気持ちになりたい人にもお勧めの一冊です。

 

 

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4冊目 十角館の殺人

 

大好きな作家さん、辻村深月さんが尊敬する作家さんの本を読んだことがないなんて!!

不覚でした。

 

ミステリー界隈では超有名な作家さんですね。

十角館を読んだことがないなんて!!と、

言われないためにも読んでおかなきゃと思って読んだ一冊。

 

はー!!おもしろかった。

金田一少年の事件簿を読んだ時と同じくらいハラハラさせられました。

 

そうだった、私は多分ミステリーハマる性格なんだった。

そう思い知らされましたね。

 

本っていろんなジャンルを楽しめるからお得な趣味だとつくづく感じます。

 

ミステリー初心者の方にお勧めの一冊です。

大丈夫。

私もまだまだ初心者ですから(^o^)/

 

 

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5冊目 冷たい校舎の時は止まる

 

辻村深月さんの作品を2021年もたくさん読みました。

全部面白かったのですが、

その中でもやっぱり、「うわぁー!!」という高揚感を味わさせてくれたこちらを紹介。

 

デビュー作なのかぁ。

デビューからもう秀逸すぎるよ辻村さん。

 

そんな圧巻の本です。

 

ミステリー要素あり。

ホラー要素あり。

 

寒い時に読むともっと寒くなりますよ。

 

何でも書けちゃう辻村さんの文才に惚れ惚れです。

 

 

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6冊目 カラマーゾフの兄弟

 

古典文学も年に数冊は挑戦したい。

そんな名著を読むことができてよかったです。

 

年間100冊を何年も続けていくと、読書の体力というのが身についてきます。

持続性といいますか。

 

そんな体力のいる本書を読めたことは大きな自信につながりました。

 

昔の人が楽しんだエンタメをこうやって、何百年後の私が楽しめるなんて不思議です。

人間の普遍性だったり、

どの時代もどの国も生きた人間は同じ。

 

今後も長く読み継がれる本を生きている間に読めたことは大きかったです。

 

 

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7冊目 正欲

 

朝井リョウさんの才能にまたまた驚かされた本でもありました。

私の知らない世界を文学的に享受してくれる朝井リョウさん。

 

目をそむけていた事、

何気なく送っていた日常での違和感。

 

文学を通して、多角的視点を教えてもらいました。

 

こういう特殊な世界を知ることができるのも読書の醍醐味。

いろんな思考が流れ過ぎて逆に生きづらくなることも事実でもあります。

 

けれど、こういった深い話は、

日常で人と交わすことはほぼないので、

本を通して対峙できたことは大きかったです。

 

 

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8冊目 ザリガニの鳴くところ

 

2021年本屋大賞翻訳部門1位の本書。

 

海外文学を読むきっかけがあまりなかったのですが、

こういった賞をきっかけに読めてよかったです。

 

この本も噂通りの良書でした。

 

孤独に生きる少女の生への力強さを感じられる本でした。

少しミステリー要素があるところもまた、

物語に移入しやすかったです。

 

これを機会に次回の翻訳部門にも注目してみようと思います。

 

 

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9冊目 ルビンの壺が割れた

 

フェイスブックのメールのやりとりだけで物語が進む本書。

 

とっても薄くてあっという間に読み終わったのですが、

その薄さの中に急展開する物語。

 

一気に物語に引き込まれる吸引力強めの本でした。

 

え?え?と思ううちに終わってしまいました。

最後の一文に注目です。

 

 

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10冊目 お金の大学

 

 

今年一番売れたビジネス書だそうですよ。

いつも見ているyoutubeリベ大の両学長の書籍です。

 

金融リテラシーを身につけたい人にお勧めの一冊。

 

もっと若い時にこういう本を読んでおきたかった。

そんな本です。

 

最近投資をする人も増えてきて、

両学長の影響が広がっているのも肌で感じます。

 

子供にもいつか読ませたいそんな本でした。

 

おわりに

 

振り返ると、役に立ったーという本よりも、

ハラハラドキドキした。

ほっこりした。

涙出た。

そんな本が印象に残りました。

 

本は、その人の経験則によって感じ方が違います。

 

人のおススメ本はお勧めじゃないというように、

その人の経験によって、

読んでよかった本。

心に残った本は異なるのです。

 

私自身の経験が、本のどの部分に影響するかは読んでみないと分からないです。

だから、読む時期、年齢によって本って感じ方が全然違うと思います。

 

今年は、ハラハラ多めの本が印象に残ったように感じます。

日常では味わえないドキドキ感を求めていたのかもしれませんね。

 

2022年もどんな本に出会えるか楽しみです。

 

人は忘れていく生き物だから、

読んで感じた思いや言葉をこうやって記録に残したいと思います。

 

以上、2021年読了本120冊の中から読んでよかった10冊の紹介でした!

 

2022年の本選びの参考になれば嬉しいです。

 

★読んでよかった本まとめはこちら★

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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