おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
稲垣えみ子さん著「アフロえみ子の四季の食卓」です!!
この本の説明
先日読んだこちらの本をきっかけに、
すっかり著者の人柄に魅了され、
本書を読んでみようと思いました。
感想
冷蔵庫があるのが当たり前に生活している私から見ると、
冷蔵庫がない生活って一体どうやって食べていけばいいの!?
そんな疑問が湧きます。
そんな疑問にお答えするかのように、
一年を通した著者の食卓がのぞける本書。
好奇心がそそられます。
この本はご飯の写真と、
エッセイのようなコラムが綴られているのですが、
文章もおもしろいし、
何より写真のご飯が美味しそう!!
著者が冷蔵庫のない生活を試行錯誤しながら楽しんでいるのもまた良いでした。
ミニマリストの方で冷蔵庫なしの生活をしている人もたまにお見かけしますが、
ご飯が健康的じゃなかったりなんですよね。
それに比べて、
著者の毎日は財布にも優しいし、環境にも優しい、
そして何より身体にもとっても優しいご飯。
これが本来の私たちが長い歴史の中で食べてきたご飯じゃないかって思いました。
いつから私たちは、
三食毎日違うメニューを作らなければいけない。
一汁三菜を作りましょう的な幻想を抱くようになったんでしょうかね。
もはやこれも資本主義の洗脳というか煽りに近いものを感じます。
その洗脳がもっともっといろんな料理をなんてことになっているような気がします。
色んな美味しい多国籍の料理がお家で食べられるのはもちろん凄いこと。
でもそれを作るための調味料を買ってはみたものの、
一回使って冷蔵庫にお蔵入りなんてことは経験済み。
結局毎日使う、酒、みりん、醤油、味噌、お酢などなど、
基本の調味料で作れる料理で十分だったりするんですよね。
心に残ったことば
簡素な食事を「おいしい」と思える自分。
これ本当にサイコーだと思います。
自分も満たし、家族も満たさなければいけない。
そんな若干の圧を抱えながら料理をしている人たちがいるということ。
働いて、子育て一人で頑張って、更に料理までしてって、
もう、世の中の特にお母さん、頑張りすぎですよ。
もっと○○しなければいけないから解放されるといいなと思います。
昔はクックパッドを見ながら料理作ることが多かったですが、
最近はもうシンプル。
焼いて塩コショウで味付けとか。
サラダにお酢、油、塩コショウ、ちょっと醤油とか。
結局、ちゃんとした調味料を使って、シンプルな味付けの料理が一番おいしい。
なんて思う今日この頃です。
今回も楽しませてもらいました!!
稲垣さんのラフな文章大好きです。
以上、稲垣えみ子さん著「アフロえみ子の四季の食卓」を読んだ感想でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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