おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
彩瀬まるさん著「新しい星」です!!
この本の説明
第166回直木賞候補作です。
インスタでよく見かけていた本書。
気になったので読んでみました。
感想
表題作「新しい星」は、
子供を出産後2カ月で失った、青子の喪失感から描かれていました。
同じ子を持つ身として、
読んでいて辛かったです。
青子が少しずつ、
自分の力で立ち直っていく様子が描かれています。
「ある」ものと「ない」ものを自問するシーンが特に印象的でした。
そこで物語が終わるかのようでしたが、
物語は繋がっていきます。
大学時代の部活の同級生だった、他3人の視点で物語が進みます。
大学卒業から10年。
人生は色々なことが起こります。
そんな突然「新しい星」に振り落とされたかのような出来事に、
どう向き合っていくのか。
この本の真髄だと思いました。
初読みの作家さんでしたが、
とっても読みやすい。
そして文章表現がキレイだなと思いました。
読了後は、爽やかな気持ちになれましたよ。
心に残ったことば
「会い足りる」ことがない。
凄く素敵な表現だと思いました。
何度でも会いたくなる。
そんな人に出会いたいです。
「だからなんどでも会いたくなる。会い足りる、ということがない。」
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2022年6月11日
素敵な言葉だなぁと思った。
私が読書ノートにたくさんの作家さんの言葉を綴っても、言葉足りると思わないように、
もっと色んな言葉に触れたくなるのと同じと思った。
何度でも心を揺さぶられたい。だから本を読んだり映画を観る
以上、彩瀬まるさん著「新しい星」を読んだ感想でした。
★直木賞関連の本はこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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