本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想文全国コンクール】小学校中学年課題図書の紹介!「チョコレートタッチ」で感想文に挑戦!

スポンサーリンク

 

 

 

夏休みの宿題の難題と言えば、読書感想文。

何故悩ましいかというと、

感想文を書く行程は時間がかかるからだと思います。

 

本を読む時間、

何を書こうかと考える時間、

いざ原稿用に書くという時間。

 

一気にやってしまおうと考えるとハードルの高い宿題です。

 

今年は早めに取り組んで、

早くやりなさーい!と言わなくてもいいように、

着手しました。

 

 

課題図書に初挑戦

 

1年生、2年生と読書感想文は、家にある読み慣れた本で書いてきました。

読む力がついてきたなと実感したので、

今年は課題図書に挑戦してみることに。

 

課題図書を4冊図書館で借りて早速娘に読んでもらいました。

 

2022年読書感想文全国コンクールの課題図書

 

 

 

人は何故ためいきをつくのだろう?

そんな疑問をもったぼくは、

班の子たちと「ためいき図鑑」をつくることに。

けれど問題は山積み。

 

選定理由

授業で「ためいき図鑑」を作り、

夏休み前に披露、という設定が新鮮で読みたい気持ちになる。

子ども同士の関わりに考えさせられる要素が多く、

図鑑づくりを通した子どもたちの成長が読み取れる。

 

読書感想文全国コンクール公式サイトより引用

 

 

 

 

チョコレートに目がない主人公ジョン。

ご飯を食べなさい!!だれもが一度はお母さん、お父さんに言われたことがあるはず。

ある日、コインを拾って、

偶然みつけたお店でチョコを買って食べると、

口にしたものがすべてチョコレートになってしまうからさあ大変!!

ジョンはどうなってしまうのか?

 

選定理由

「いい子」ではない主人公に親しみ、

子どもたちは自分に引き寄せながら物語を読める。

表紙デザインは手にとりやすく、

これから読む物語への期待を高めている。

 

読書感想文全国コンクール公式サイトより引用

 

 

 

村のしきたりを変えた村長さんの努力が素敵な、

本当にあったお話し。

その村では男の子が生まれることが喜ばれていた。

けれど、村長さんは、

子どもは男の子も女の子も皆大切な宝だと訴えた。

女の子が生まれたら111本の木を植えようと、訴える。

少しずつ緑が増え、村も豊かになっていく。

SDGsジェンダーについても考えさせられる一冊。

 

選定理由

読む力が大きく違っている3・4年生でも、

絵自体が読み取りやすく、やわらかい。

巻末の説明文は、

やさしい表現で文中の疑問と子どもの知りたい・調べたいことに応えている。

 

読書感想文全国コンクール公式サイトより引用

 

 

 

この世からサイがいなくなってしまうかもしれない。

アフリカでのサイの密猟の現実。

それを守るために奮闘する人々。

NHK記者が取材。

たくさんの写真で、遠い国に起きていることを知れる一冊。

 

選定理由

絶滅の危機に瀕しているサイの実情が、

具体例をもとに平易な文章でかかれており、

説得力がある。

関わる人々の奮闘の描かれ方が建設的かつ希望の持てる内容となっている。

 

読書感想文全国コンクール公式サイトより引用

 

スポンサーリンク

 

 

 

4冊読んでみて

 

今回私自身も課題図書に触れるのは初めてでした。

ちょっと本屋大賞を読む時と似ているなと感じました。

 

それぞれ、ジャンルが違うけれど、

今の時代にマッチしている選書だなと実感。

 

環境問題、ジェンダー、SDGs、

自分事として捉えられる内容もありました。

 

物語に没頭!!というよりも、

今地球や、世界が抱えている問題をテーマにした内容が選ばれていると実感。

 

普段読んだことのないジャンルだったと思います。

 

チョコレートタッチに決めた理由

この4冊の中で娘が選んだのが、チョコレートタッチでした。

表紙もポップな感じで、

手に取りやすいのが印象です。

 

 

内容も自分事として捉えやすく、

一番集中して読んでいたように感じます。

 

他の本はどこかピンとこないというか、

他人事に感じてしまうみたいです。

 

同じ子どもが主人公というのもよかったのかもしれません。

 

内容はお菓子ばかり食べる、こまったちゃんのお話しなのですが、

この本は昔話をちょっと変形させた、お話しでもあるそうです。

 

好き嫌いしたり、同じものばかりに目を向けると痛い目を見ちゃうよという啓示もあって、私的にもファンタジー要素をうまくいかしつつ、

周りの人がいかに大切な存在かを気づくこのできる、いい本だなと思いました。

 

この本で感想文を書くことに決まりました。

 

質問ノートを書く

 

読書感想文は、いきなり書くのはハードルが高いです。

 

まず、パズルを集めるためにノートに書きだししてもらいました。

 

あらすじを把握する

 

あらすじは、本の冒頭や、巻末の解説を読むと分かりやすいので、

その言葉を自分流にアレンジしたり、

少し引用すると簡単です。

ここはノートに書かなくていいと思います。

 

心に残ったことは?

 

この本を読んで心に残った場面を書きだしてもらいました。

この作業をすると、

一回読んで終わりではなく、

自分が心に残った箇所を読み返すことになります。

 

何で心に残ったんだろう?

 

どうしてその部分が印象に残ったのか、

さらに深堀をしてもらいます。

 

自分と違うこと、同じことは?

 

主人公と、自分の違いや共感する部分を考えてもらいました。

これは物語を読む上でも、

私生活でも遭遇することなので、

言語化する練習になります。

 

この本から学んだことは?

 

本から享受したことを、

言語化してもらいます。

何かしら教訓めいたものが隠れているので、

それに気付くことで感性が刺激されると思います。

 

自分だったらどうする?

何で、こんなことが起こっちゃったんだろう?

などなど、

 

思いつく質問を私がして、娘にノートに書いてもらいました。

 

パズルを組み立てる

 

書きだしたノートに沿って、

あとはパズルを組み立てて、文字数以内にまとめます。

 

あらすじ

この本の魅力

印象に残ったことや、

自分の経験

学んだこと

自分だったらどうする

おわりに

 

とりあえず、

本番前の下書きを書いてもらって、

いらない文章はないか添削して、清書する。

 

このような流れでまとめたいと思います。

 

おわりに

 

ただ読んで終わりではなく、

自分の心が動いた部分にフォーカスしてみたり、

自分だったらこうすると意見を言ってみたりと、

 

ただ楽しかった!の感想を、

いかに深堀するのかが、

読書感想文であり、

だからこそ、本一冊と向き合う時間が、

何かしら私生活に影響与えたり、

行動するきっかけになったらいいなと思います。

 

親子で同じ本を読んで、

ああでもない、こうでもないと語り合うのも楽しいですよ。

 

我が家は、下書きの段階、あらすじを書くまで終わりました。

夏休みが始まる前に、

完成させたいと思います。

 

皆さんも、

読書感想文を通して一冊の本とじっくり向き合える時間が作れるといいですね。

 

児童書侮るなかれで、

読み応えある本ばかりでした。

 

以上、課題図書に初挑戦してみるお話しでした!

参考になれば嬉しいです。

 

★読書感想文についての記事はこちら★

 

 

 

www.genko-library.com

 

 

 

www.genko-library.com

 

 

 

www.genko-library.com

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

読んだよ~!のしるしに、ポチっと応援して頂けると更新の励みになります^^ ↓

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

スポンサーリンク