本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】おひとりさま専用カフェっていいな。「今宵も喫茶ドードーのキッチンで」を読みました。

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

標野凪さん著「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」です!!

 

 

 

 

この本の説明

 

住宅地の奥でひっそりと営業している、

おひとりさま専用カフェ。

「喫茶ドードー

店主の名前は「そろり」さん。

 

この喫茶店には、

がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんが、

ふらりと訪れる。

 

SNSで発信される「ていねいな暮らし」に振り回されたり、

仕事をひとりで抱え込み体調を崩したり・・。

 

目まぐるしく変わる世の中で疲れた

体と強ばった心をそろりさんの美味しい料理と言葉で癒してくれる。

そんなお話です。

 

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感想

 

いつも通っているのに、気づかなかったお店。

そんな経験はないでしょうか?

 

このお話に出てくる人物たちは、

疲れた時だからこそ、

出会えたお店。

それが「喫茶ドードー

何気なく、引き込まれるように入ったお店で、

 

人物たちは、

今抱えている問題を客観的に見てもらったり、

美味しいご飯を食べることによって、

元気をもらえたり、

前向きな気持ちになります。

 

表紙のアップルパイがおいしそうで、

惹かれて読んでみた本書。

 

冒頭のSNSの「ていねいな暮らし」に憧れるも、

自分がやってみるといまいちうまくいかない。

そんなエピソードには、

 

あぁ、わかるわかると共感する人が多いのではないのかなと思いました。

 

「ていねいな暮らし」って一時期大流行したような気がします。

それが逆にプレッシャーになって、

苦痛に感じる人もSNS界隈ではよく見かけます。

 

意識高い系の発言が疲れる。

なんて人もよく見かけますが、

 

そういうものに疲れてしまう人っていうのは、

実は、理想と現実が大きく乖離しているからじゃないかなぁと私は思います。

 

どこか背伸びしたり、

無理をしていると、

余計目に触るのかもしれません。

 

他人軸ではなく、

自分がいいと思うことをやることが、

振り回されずに自分のペースを保てるのかもしれません。

 

P57~

他人の基準に振り回されて自分を見失ってはもったいないです。

自分がいいと思えばいい。

ただ、そのためには自分の研ぎ澄まされた芯を持つことが大切なんです。

 

 

 

この本を読むと、

ちょっと立ち止まってみよう。

ペースを落としてみよう。

 

そんな風に、ゆったりとした気持ちになれる本でした。

 

おひとりさま専用のカフェっていいですね。

そんなカフェが近所にあったら、

通ってしまうかも。

 

私自身もカフェに行って、

癒されるように、

この本を読んで、

心がフッと軽くなりました。

 

最近ちょっと頑張りすぎている人におすすめの一冊です。

 

以上、標野凪さん著「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」を読んだ感想でした!

 

 

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