本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】益田ミリさん著「前進する日もしない日も」を読みました!

 

 

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。



益田ミリさん著「前進する日もしない日も」です!

 

 

この本の説明

 

 

着付け教室に通ったり、

旅行に出かけたり、

引っ越ししたり。

 

仕事もお金も人間関係も

自分なりにやりくりできるようになった

30代後半から40歳にかけての日々。

 

完全に「大人」のエリアに踏み入れたけれど、

それでも時に泣きたくなることもあれば、

怒りに震える日だってある。

 

きらりと光る言葉で丁寧に綴られたエッセイ集となっています。

 

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感想

 

つい先日誕生日を迎え、

私は39歳になりました。

 

ちょうどこの本のミリさんと同じ年になり、

偶然読んでみた本でしたが、

共感しまくりでした。

 

39歳から40歳というのは、大きな節目のように感じます。

 

もうすぐ人生の折り返し。

既にもう折り返しかもしれない。

 

そんな感慨深い年齢でもあります。

 

よくぞここまで生きてこれた。

そんな思いと同時に、

もっと大人だと思っていたけれど、

全然変われない自分があったり。

 

でも確実に前に進んできて、積み重ねてきた経験があるのも事実。

 

こうやって、日々前に進んだり、

立ち止まったり。

 

それが人生なんだよなぁと、

このエッセイを読みながら思いました。

 

いいなぁと思うのが、お友達との関係。

旅行に行ったり、お芝居を観に行ったりと、

恒例のお友達の存在がほほえましかったです。

 

私も独身の頃は友達と一緒に旅行に行ったりしたけれど、

お互い結婚して、

すぐに会えない距離になってしまい、

そういう交流がぱったりと途絶えたことが、

ちょっと寂しくもあります。

 

子供が自立したら、

そういう時間もあるのかなぁ。

介護が始まっていつまで経っても自分の時間を持てない人もいるし。

 

その時になってみないとわからないなぁと思うのでした。

 

日々は淡々と過ぎるようで、

時に思いもよらぬ出来事がある日もあります。

 

そういう日々を今後も積み重ねていくんだろうなと思いました。

 

読むと、ちょっと立ち止まって自分の立ち位置を確認したくなる。

そんなエッセイ集でした。

 

P124~

40歳になった。

本当に、完全に、大人のエリアに足を踏み入れたような気分だった。

それなのに、わたしは、わたしを思い通りにはできないのである。

思春期の頃と同じように、ぐらぐらしている。

自分の好きに、自分を動かせない。

 

40歳まであと一年。

もう気持ちはすでに40歳。

ついにもう完全に大人のエリアに

私も足を片足突っ込んでいるんだなぁと思うのでした。

10代の頃、大人になんてなりたくない。

そんな風にあがいていたあの頃の気持ちを思い出しました。

 

ミリさんのように、日々をこんなふうに感じられたら幸せなのかもしれない。

私は私の前進する日もしない日もをかみしめて生きよう。

そう思うのでした。

 

 

以上、益田ミリさん著「前進する日もしない日も」を読んだ感想でした!

 

 

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★過去に読んだ益田ミリさんの本はこちら★

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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