おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
原田ひ香さん著「古本食堂」です!!
この本の説明と感想
本が大好きな国文学生の美希喜は、進路に悩んでいた。
そんな時、神保町で小さな古本屋を営んでいた大叔父の滋郎さんが、
独身のまま逝去した。
北海道に住んでいた、滋郎さんの・妹・珊瑚さんが上京し、
そのお店を継ぐのかどうするのか?
モヤモヤする美希喜。
美希喜はいつのまにか、珊瑚さんのお手伝いをするようになり、
古本屋への思いを募らせていく。
神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった一冊となっています。
私は本が好きなくせに、
神保町の古本屋街に行ったことがないんです。
この本を読んでみて、
古本屋さん同士の付き合いや、
神保町の美味しそうなご飯をテイクアウトして、
お店でお客さんと一緒に食べるシーンがあるのですが、
温かみがあっていいなと思うのでした。
P288~
「考えてみたら、この町が全部「古本食堂」ですよね」
「どういうこと?」
「町中に古書があふれていて、おいしいものがあふれていて」
「そうね」
「素敵な町ですよね」
今はネットで本も買えちゃうけれど、
こうやって、
本屋さんに立ち寄って、
自分が思いもかけない本と出会うのもいいなと思うのでした。
古本屋さんそれぞれに特徴があったり、
扱っている本の種類も違っていて、
正に店主の好みがはっきり分かりますね。
登場人物の個性もキラリと光って、
おもしろかったです。
個人的に建文君が一冊の本を読んで変わる姿がよかったです!!
滋郎さんの秘密にはあっと驚かされましたね。
そこまで考えていなかったので、
急展開にビックリでした。
古本屋さんは、美希喜が継ぐのか?
珊瑚さんが継ぐのか?
そういったところも見どころだと思います。
神保町の魅力がたくさん詰まった本書。
古本屋さん、いつか巡ってみようと思います。
以上、原田ひ香さん著「古本食堂」を読んだ感想でした!!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んだよ~!のしるしに、
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