秋の花といえば、彼岸花。
その赤の群生は独特で、
人を惹きつける力を感じます。
季節のお花を見に行ってきました。
訪れたのは、
大きな湖と、
たくさんの木々が立ち並んでおり、
風景だけ見れば、
ノルウェーの湖畔と名乗っても間違えられないんじゃないかと、
個人的に思っています。
家族で何度も訪れたことのある公園です。
日曜日だったので、
たくさんの家族連れでにぎわっていました。
お花の周りにはたくさんの、
カメラ好きの人たちが撮影をしていましたよ。
夕方の日差しが優しく差し込まれていました。
多くの家族連れを見ると、
みんなとっても幸せそう。
ベンチに座って眺めているとき、
ふと思ったこと。
この中に、
大切な人を亡くした人はどれほどいるのだろう。
ましてや、
子どもを亡くした人はいるのだろうか。
そんなことをふと思ってしまいました。
座っていると、
1歳代の女の子が、
私の目の前にとことこやってきて、
ニコッと笑いかけてきました。
懐かしいなぁ。
子どもたちもこんな時期があったなぁ。
無邪気な笑顔に救われました。
その子は、その後、
イヤイヤをして、地面に寝そべっていました。
全てがかわいい。
いとおしい。
親が守っていられるうちは、
安全安心。
いつの日か親元を離れる時、
どうか気を付けて。
そう願わずにはいられませんでした。
私たちもはたから見たら幸せな家族に見えているかもしれない。
人はいろんなものを抱えて生きています。
その奥に秘めた思いは誰にも分からないものです。
彼岸花。
お彼岸の時期に咲くこの花を見ると、
やっぱり数々の思い出を浮かばずにはいられません。
また季節が進んだんだなと、
切なくなるのでした。
一年、一年、こうやって季節の移ろいを感じながら、
これからも生きていくんだろうな。
自然の移ろいを感じて生きていくこと。
あと何回、この季節を感じられるんだろう。
自然はいつだって、
心に寄り添ってくれますね。
以上、季節のお花、
彼岸花を見てきたお話でした。
★過去に訪れた彼岸花の記事はこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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