本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

頂いたジュースを全てお供え終えました。

7月初旬。

警察の方が段ボール2箱を持って、

我が家に来てくれた。

 

献花台に備えられていたジュースがたくさん入った箱。

お花とお菓子は、傷んでいたため、

警察の方で処分されたとのこと。

 

献花台の様子を撮った写真も渡された。

 

あの場所は当時通るのも怖くて、

辛くて、

行けなかったから、

 

こんなにたくさんの人がお供えをしてくれたことを、

写真を通して知った。

 

 

その日から毎日仏壇にお供えをした。

 

りんごジュース好きだったなぁ。

炭酸も好きだった。

 

虫歯になるといけないからと、

なるべく甘い飲み物はご褒美の時だけしか買っていなかった。

 

 

こんなことになるなら、

好きなものを思う存分与えていたらよかった。

 

さすがに緑茶が全然ないことにビックリ。

緑茶も好きなんですよ。

 

どんな気持ちで、

この飲み物を選んでくれたんだろう。

 

夏の暑い日はキンキンに冷やしてお供えをした。

 

私に凄い能力があったのなら、

このジュースを手にとっただけで、

どんな人が買ってそこに置いてくれたのかが分かるのに。

 

残念ながら、

手に持って目を閉じてみても何も見えなかった。

 

見えない誰かを想像しながら、

ありがとうございますと心で唱えて置いた。

 

一日に2本供える日もあった。

 

貰った日から3か月が過ぎ去った。

貰ったジュースは全てなくなった。

 

100本以上あったであろうジュース。

あの子にも届いたかな。

 

YouTubeで心霊系の番組を観ると、

霊はのどが渇くらしい。

 

本当なの??

 

みんなで飲んでね。

そんな風に声をかけてお供えをした。

 

霊のお友達連れてきていいよ。

なんて声をかけたり。

 

悲しいくらいに霊障は何もない。

 

これから寒い季節がやってくる。

君の好きだった、

ポタージュスープを温めてお供えするからね。

寒い朝は毎日飲んで学校に行っていたね。

 

何か食べたいもの、

飲みたいものがあったら夢の中に出てきてお話してほしい。

 

そんなことをよく語りかけるけれど、

未だにリクエストされたことがない。

 

あの世の世界はいったいどうなっているんだろう。

いつも思う。

 

言えることは、

自分がそこに行ってみないとよく分からないということ。

 

最近夢に出てくれなくて寂しい。

毎日毎日会いたいと話しているからかな。

 

今日は「子供を亡くした親」と検索してしまった。

何年経っても苦しみは続くみたいだ。

 

いろんな形で子を亡くす人がいる。

世界中にたくさん。

 

悲しいニュースが後を絶たない。

 

このブログに私と同じ経験をした人が、

たどり着くかもしれないと思い、

今の気持ちを綴っておきました。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

読んだよ~!のしるしに、ポチっと応援して頂けると更新の励みになります^^ ↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

スポンサーリンク