以前ブログで、
最近観た映画やドラマの感想を綴りました。
こちらの記事に、
コメントをしていただいた、
ホビヲさんおススメのドラマ、
「THIS IS US」
勧められるがままに観てみたところ、
一気見でした!!
シーズン1からシーズン6まである超大作ドラマ。
一度見始めたらとまらなくなり、
毎日毎日鑑賞しました。
一日中観ることも。
それはそれは時間を忘れる程ののめり込みでした。
ドラマのテーマは「家族」
タイトル通り、
これは私たちのこと。
そう思わせられるほど、
どこを切り取っても自分に響くものがたくさんありました。
物語は36歳の誕生日から始まります。
過去・現在・未来を行ったり来たりするので、
見始めるうちに、
繋がりの連鎖に一喜一憂させられます。
30代後半から50代くらいの人にはグッとくるお話だと思います。
人生は出会いと別れの繰り返し。
一番身近な家族のこと。
家族の一生の物語を、
このドラマを通じて一緒に成長させてもらいました。
ここからはネタバレの感想となりますので、
まだ観ていない人はそっと閉じてくださいね。
名言がたくさんだった
このドラマの良さは、
何と言っても多くの励まされる言葉の数々。
私自身も子を亡くす経験をしたので、
人生のどん底を味わった分、
たくさんの言葉が身に沁みました。
3つ子を授かったレベッカとジャック。
お産で一人失います。
お腹の中で大切に育ててきた命が失われることは、
それはそれは辛い体験です。
そんな中、ジャックと先生との会話の、
先生のセリフが印象的でした。
私も年を取った こう考えたいんだ あの子をなくしたことで
他の大勢を助ける道に 私は導かれたんだと
こう考えたいんだ 君も年老いた時に 自分の経験を若者に語るだろうと
人生が差し出した 酸っぱいレモンを レモネードに変えた経験を
そうなれば君は病院から 3人とも家に連れ帰ることができる
このレモネードの話は、
子どもたちへ何度も語り継がれることになります。
私も人生から差し出された酸っぱいレモンを、
いつの日かレモネードに変えた経験を別の人に話せる日が来るといいな。
そんなことを思った瞬間なのでした。
”時が経てば分かる” と言う
でも時間は 秘密を守るのが好き
だから待ちましょう
だって好都合よ
月日は一瞬で過ぎてしまう
だから ちょうどいい
あなたとの この瞬間が 永遠に続くもの
私は瞬時にすべてを理解した
正しい言い方を まだ知らないけど
私たちに今あるのは 永遠の思い出
言うべきでない感情を 表す言葉を探してる
ずっと前からよ
分かってきたの
破ってはいけない 沈黙があること
耳を澄ますだけ
私たちに今あるのは 永遠の思い出
私は瞬時にすべてを理解した
正しい言い方を まだ知らないけど
私たちに今あるのは 永遠の思い出
ケイトの結婚式で、
レベッカが歌った歌と歌詞がとってもよくて。
涙が溢れました。
私にも今、
永遠の思い出がある。
そう思えた瞬間なのでした。
それだけは揺るぎない事実。
今あの子はいないけれど、
きっと一瞬で時は過ぎ去る。
そう思うのでした。
ここには書ききれないほどの名言がドラマの中には溢れています。
3人の子どもたちの成長
双子のケヴィンとケイト、
養子のランダル。
3人の子ども達の成長が丁寧に描かれているのがまたよかった。
三者三様それぞれの良さがあったり、
難しい性格があったり。
親であるレベッカやジャックも、
子ども時代、親との関係性に苦労したりと、
どの登場人物も完璧な人はいなく、
人それぞれ抱えているものがあることが伝わってくるのでした。
どんな問題にも、
適格にアドバイスする、
レベッカとジャック。
親はこうあるべき姿なんだろうなと感じました。
伝わるのは、「愛」
時に激しくぶつかり合い、
そして受け入れる多大なる愛が伝わるのでした。
アメリカ人と日本人はやっぱり文化も習慣も違うなとも思いました。
とにかくスキンシップが多い。
愛情表現が豊か。
そして話すことはきちんと話しをし、
たくさん討論するところも印象的でした。
好きなシーンや人物
ジャックのようなかっこよくて、
優しいパパに憧れます。
まさに家族の支柱であるジャック。
まさかそのジャックが火事の影響で亡くなるなんて夢にも思いませんでした。
ビックスリーの合言葉のシーンがよかったです。
最後の最後で言い合ったシーンにジーン。
ジャックが残したものは計り知れなく大きい。
それが子へ、孫へと、家族の愛情は連鎖していくんだなと思うのでした。
ケヴィンのイケメン具合がまたよかったです。
ケヴィンとニックのかけあいのシーンも好き。
ニックのことを根気強く支えたケヴィンのやさしさ。
最後はソフィーに落ち着いて本当によかったです。
ランダルのおちゃめなジョークやかわいらしいダンスも好き。
そしてランダルを支えるベス。
知性に溢れて、強い女性。
かっこよくて憧れます。
ケイトは最初は嫌なイメージでしたが、
段々と好きに。
トビーと別れるなんて。
二人の掛け合いが好きだったのに残念です。
けれど、ケイトが選んだフィリップもまたいい人。
最後は安心感があって。
一番家族をうまくまとめてくれたと思います。
そんな彼女を信じていたレベッカ。
やっぱり母親の見る目は違いますね。
ウィリアムの人柄やカッコよさもまたよかったです。
とにかく登場する人物がみんないい!!!
みんなそれぞれ悩みや葛藤を抱えながらも、
人生を生きるその姿勢に心打たれるのでした。
おわりに
約1か月をかけて、一気に見た海外ドラマ。
字幕版で観たのですが、
英語が心地よく、リスニングの勉強にもなって、
毎日英語漬けにできたのがよかったです。
何度も見返したくなるドラマに出会えたこと。
本当にラッキーだなと思うのでした。
平坦な人生なんて誰もありません。
辛いこと悲しいこと、嬉しいこと、笑い合うこと。
人生はたくさんの感情が毎日渦巻きます。
これがきっと人の歩む道なんだろうなと思うのでした。
家族っていいな。
もっと私も自分の感情を出していこう。
そんなことを思うのでした。
何がきっかけになるかは分かりません。
今回ブログを通して素敵な作品に出会うことができて感謝です。
ホビヲさん、ありがとうございました(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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