おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
谷瑞恵さん著「語らいサンドイッチ」です!!
「語らいサンドイッチ」の本のあらすじ
サンドイッチ店「ピクニックバスケット」の店主、
笹子と、姉の店を手伝うしっかり者の蕗子。
今日もピクニックバスケットでは様々なお客さんが訪れて、
その人の悩みや生き方に寄り添い、
心が和らぐサンドイッチが提供される。
気になる蕗子の恋路は??
笹子の元恋人も登場して・・。
めぐり逢いサンドイッチの続編です^^
「語らいサンドイッチ」を読んで心に残った言葉
P96~
好き嫌いとは、栄養バランスとか、カロリーだの糖質だの
オーガニックだの添加物だの、いろいろ気を遣えば健康になれるのだろうか。
何よりも栄養は、楽しい食事なのかもしれない。
おいしかったという記憶は、誰とどんなふうに食べたのかによるのだろう。
これは孫が好きなサンドイッチが、ピクニックバスケットのフィッシュソーセージサンドだと知ったおばあちゃんが、そんなものを食べさせるなんて!!
(添加物がたくさんじゃないか・・!)
と、躍起になるんだけれど、
フィッシュソーセージサンドの中に、実はある工夫が凝らされていることを知って、おばあちゃんは納得して行ったのだ。
そんな時の笹子の心のセリフが印象的でした。
自分の経験
私も添加物を気にしやすい性格だから分かる。
おいしいおいしくないの基準じゃなくて、健康にいいか悪いかの基準で食べるものを選んでしまいがち。
実際には、素朴な味がやっぱり好きなんだけれど。塩とごまだけのおにぎりとか、
塩で味付けしただけの料理とか。
それでも、子どもが笑顔で楽しく食事が出来るのが一番かなって思ったりも。
だから時々、ジャンキーなものも一緒に食べたり。
20代の頃は、何であんなに躍起になっていたんだろう。。って不思議なくらい。
玄米菜食に凝っていた時期がありました。
その時はガリガリで見た目も良くなかっただろうなぁって思うのでした。
これからしたいこと
この本にも登場したクラブハウスサンドが食べたくなりました。
3枚のパンで挟むサンドイッチ。
2枚のパンで挟めば、サンドイッチは完結する。
けれど、クラブハウスサンドは3枚で挟むのだ。
人は誰だって、選べなかった人生があるし、選ばなかった人生がある。
そんな人生の重なり合いを伝えるようなクラブハウスサンド。
私にもあの時こうしていたら、違った人生だったかもしれない。
そんな思いを馳せながら生きている。
今日もまた色んなものを挟みながら生きていくのだ。
それは言葉だったり、願いだったり、希望や、悲しみだったり。
サンドイッチはいつものパンや具材がよそ行きになる。
そんな不思議な食べ物。
無償にサンドイッチが食べたくなる。
そんな物語なのでした。
個人的に、蕗子と川端さんの恋路が気になりました。
また次回作あるのかな~?
楽しみに待っていようと思います。
以上、語らいサンドイッチを読んだ感想でした。
めぐり逢いサンドイッチを読んでから読むと楽しめる小説です♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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