本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

スーパーのカートには人生が詰まっている。「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」を読んで。

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おはようございます。

 

キャスリーン・フリン著書「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」という本を読みました。

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この本は、これからは、がんばりすぎない 40歳からの暮らし替え

という本の中で紹介されていた本です。

 

この本の内容

 

食べることは、生きること。

 

料理ができない。

そのせいで、自信を持てなくなっていた。

 

年齢も職業もさまざまな女たちが、

励ましあい、泣き、笑い、野菜を刻む。

 

10人の人生を賭けた、リベンジがはじまる。

 

冷蔵庫の中身が変われば生き方が変わる。

 

ほんの少し買い、

たくさん作り、

すてないしあわせ。

 

 

この本を読んで印象に残ったことば

 

❖「人はそれぞれ感覚の門のようなものを持っていて、

異なる味覚の記憶を持っています。

 

結局、自分が好きなものが何かを探すこと、

そして自分たちの作るものを信じることです。

それが大事なんです」

 

❖塩はいつでも加えられる。

でも一度入れてしまった塩は消すことができない。

 

❖「シンプルに食べるんです。たくさん料理して、

シンプルに食べることについて考えるようになったり、

ラベルを読む習慣が身に付けば、もうこっちのものよ。

 

ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室より引用

 

 

私の料理に対する思い

 

私自身も料理に対して自信を持っていません。

自分の母を思い出すと、母の味はコレだっていうのはあります。

 

けれど私自信はどうか?というと、自信を持って私の味はコレだ!というのが今一つないのです。

 

料理をするようになったのは、18歳、親元を離れてからです。

 

一人暮らしをすると否応なしにご飯を作る機会が増えます。

 

最初の頃は栄養なんて、考えていませんでした。

いかに楽に早く出来るか。

そればかり考えていたと思います。

インスタントのお世話になりっぱなしでした。

 

そして20代になり、それなりに、結婚を意識する年齢になると、

料理も出来ないと結婚出来ないんじゃないか。

 

そんな思いもよぎるようになり、

「作ってあげたい彼ごはん」シリーズを集めてみたり、

いろんなレシピ本を買ったりして、作ったりもしました。

 

でも、全然うまくなれない。容量がつかめないでした。

 

マクロビに目覚めてみたり、無農薬野菜、有機野菜にこだわりだしてみたり、

 

玄米菜食も取り入れてみたり、色んなことを堂々巡りしました。

 

そして結婚して、子どもも生まれると、

家族のことを考えて料理をするようになります。

 

一人暮らしの時は自分の分だけ用意すればいい。

けれど家族が増えるとそうはいかない。

 

私以外の人たちのお腹を満たす必要があるわけです。

 

毎日ほぼ三食作ります。

そうするとあら不思議。最初の頃はレシピ本やクックパッドばかり見ていたのに、

最近は冷蔵庫の中身を見て、パパッと作れるようになりました。

 

あれですね。やっぱり料理をする回数が大事。

毎日やれば身に付くってやつです。

 

色んな健康に関する本を読んだおかげか、

なるべく自然じゃないものは使わないようにしようと思えました。

 

例えばダシをとるときは、化学調味料は使わず、

昆布や鰹節からダシをとる。

 

ドレッシングは使わず、オリーブオイル、塩、お酢、こしょう、ごま油、

レモン汁、醤油、ごま、

 

組み合わせを変えてアレンジする。

 

野菜の素材と塩だけで味付けしたり、

「シンプル」を心掛けています。

 

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そうすると、本来の味だけでおいしいんですね。

 

私はラベルの裏もよく見ます。

訳のわからないものがたくさん表記されていると少しゾッとします。

でも、このわけの分からないもののおかげで、

長期保存がきき、震災や緊急時に役立つことも知っています。

 

この本を読んで、

ついつい楽をしたいという思いから簡単なものに手軽なものに走りがちだけれど、

本当にそれを続けていくと何十年後の身体はどうなるか?

 

常にそんな意識を持たなくてはいけないと思いました。

 

食べたもので私たちの身体は出来ている。

 

食事も本当に大事。

そしてみんな笑顔でおいしく食べること。。

 

料理の味付けに使う、

調味料を変えるだけでも料理は変わるかもしれません。

 

素材、味付け、道具、

料理一つとっても同じものはなく掛け算の集合体ということがわかりました。

 

料理は化学。

 

この本を読んで、食ときちんと向き合い、家族においしいご飯を届けようって思えた一冊でした。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。