おはようございます!!あやこです(^^♪
今年1冊目の読んだ本の紹介です。
尾形真理子さん著書「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」
もうタイトルだけで、恋愛の真理ですよね。
素敵なタイトルです!!
あらすじ
年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる化粧品会社勤務のOL・・。
恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。
不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、
誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。
繊細な大人達の心模様を丁寧に綴った恋愛物語。
この本を読んでココロに残った言葉
この試着室で着替える女の子たちは、
何を考えてこの鏡と向き合っているのか。
誰を思いながら、この試着室で新しい服に着替えるのだろう。
私にも何となく分かるよその気持ち
私にも20代の頃はオシャレをしたい!!という気持ちが強かったです。
特に、恋をしている時。
その人がスカートが好きだと言えば、スカートばかり気になったり、
少しでもその人にふさわしい女性になりたい。
そんな気持ちになりその人が喜んでくれそうな洋服選びをしたことありました。
一人で考えるから似合っているのかどうなのか分かりませんでした。
女性なら誰でもあると思います。
好きな人とデートをする日が決まった。
さぁ何を着て行こう。特に付き合いたての頃はよく迷っていました。
当時はそこまでお金もないので、洋服全然ないじゃん!( ;∀;)という気持ちになっていたなぁ。
きっと、洋服屋さんって、そういった誰かの為に着たい服を選びに来ている人が居るということをこの本を読んで感じさせられました。
好きな人に見せる服じゃなく、自分らしさを取り戻すために服を選びに来る人もいます。
その人らしく洋服を着こなしている人ってかっこいいし、素敵です。
オシャレ迷子の私には眩しいです。
洋服選びって奥が深いですよね。
着る服によってガラリとその人を変えてしまう。
気持ちまでも変えてしまうんですよね。
子を産み30代の半ばになった今はというと?
もう全然誰かの為に、人の為にという考えはなくなって、
いかに動きやすいか、洗濯しやすいか、汚れても大丈夫か、そんなことを基準にして選ぶようになりました。
この本に出てくる「closet」のような洋服を愛する人のお店で購入してみたいものです。
お客さんの様子から、こんな服がその人をより引き立ててくれるんじゃないかと、瞬時に見分け、さりげなくアドバイスするこの本のオーナー。
こんな行きつけ私も欲しい!!!って思いました。
何だかそういうの憧れです。行きつけって憧れます。
今は専らユニクロですからね。
久しぶりに軽めの恋愛小説を読みたくなって読んだこの本。
結婚すると、誰かを思うことは自由ですが、あの頃のようにキュンとした気持ちを経験することもなくなるので、こうやって恋愛小説でエネルギー補給です。
だからみんな、映画を観たり、アイドルに熱を傾けたり、音楽の歌詞に耳を傾け、こうやって小説を読んで、
心に潤いを与えているのかなぁと思いました。
恋をすると長生きするそうですよ!!
本のいいところはたくさん疑似体験をできちゃうことですね。
自分の人生は一回きりですが、本を読めばたくさんの人生に触れることができます。
最近試着室で思い出した人いますか?
もし居たのなら、それは本気の恋かもしれませんね( *´艸`)
若い人、結婚まだな人、どんどん恋してください。
あれ!?そういえば最近誰からも恋愛相談されなくなったなぁ。
そうですよね、もう友達ほとんど結婚しちゃいましたからね。
何だかそういう相談事もなくなったのが、歳を重ねたということなんですね。
引用文は全て尾形真理子さん著書「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」幻冬舎文庫より引用
最後まで読んでいただきありがとうございました。