本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読了】おおたとしまささん著書「21世紀の『男の子』の親たちへを読みました。

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1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

 

今日紹介する本はこちら。

 

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おおたとしまささん著書「21世紀の『男の子』の親たちへ」です。

 

 

 

 

「21世紀の『男の子』の親たちへ」の本の内容

 

男子校(麻布、栄光、海成、開成、芝、修道、巣鴨東大寺桐朋、灘、武蔵)のベテラン先生たちが「これだけは間違いない」ということを根拠に、

21世紀のど真ん中を生きる「男の子」の親として

心得ておくべきポイントがまとめられています。

 

  • 21世紀における「いい男」の条件とは?
  • 「AI」時代に必要とされるために
  • 英語力より大事なものとは?
  • 「自由」に耐える力を鍛える
  • いつの時代も必要な3つの力+α

 

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「21世紀の『男の子』の親たちへ」の本を読んだ感想

 

男の子を持つ親として、男子校の先生からのアドバイスがたくさん載っているこちらの本書を読みました。

 

お母さんからしたら異性の男の子の子育ては、「?」がいっぱいです。

私も息子を育てていて、なんでこんな行動をするんだろう?と、

日々奇想天外な行動に、度肝を抜かれたり、お腹を抱えるほど笑ったりと、

貴重な体験をさせてもらっています。

 

男の子と女の子どっちが難しい?と聞かれると私は「女の子」の方が難しく感じます。

同性故に深入りしやすいからかもしれません。

 

反対に男の子は?

何だか単純と言えば単純だし、分からない生物だから「放っておく」のが一番かな?

と、私の中では結論づけています。

 

この本を読んで感じたことは、昔の男の人に対する認識と、

今の時代必要とされる男の人像が全然違うということでした。

 

時代と共に変化する男に求められるものとは?

変えられるものは変える、変えられないものを受け入れるそんな気持ちでいいんだと思いました。

 

「21世紀の『男の子』の親たちへ」の本を読んで印象に残った言葉

 

いましかできないことをしろ

 

P193~

 

「僕は教育に関わる仕事をしています。

その経験から言わせてもらえば、学ぶべきことの優先順位は常に『いましかできないことをしろ』です。

 

社会で活躍している大人たちが、君たちのことを思って、いろいろアドバイスをしてくることでしょう。でも、こんなスキルを身につけておいたほうが将来仕事で有利だとか、スタートアップするつもりならいまのうちから人脈をつくっておいたほうがいいとか、そんなこざかしいことは考えるな。

 

いましかできないことをしてください。君たちにとってそれは何か?

練習と恋愛です。がんばれ!」

 

 

P194~

素敵な恋愛をしてほしい。

心底誰かを愛する経験をすれば、世界を見る目が変わります。

宇宙に対して無責任ではいられなくなります。

 

そうすれば、自分がこれまでに得てきた力をどういう方向性に使って行けばいいのかが、自然にわかるようになります。

それでこそ精神的に自立した一人前の大人ではないでしょうか

 

 

あれもした方がいいよ。これも将来役に立つから今から身につけておいた方がいいよ。

そんな情報洪水の中、私を含め、お母さんたちは不安になることが多いと思います。

けれど、「いましかできないこと」に常に焦点を置けば答えは自ずとシンプルなんだと思いました。

 

私も息子には「素敵な恋愛をしてほしい」本当にそう思います。

 

この本の読んでの結論は、素敵な恋をして、元気でいてくれればそれでいい。

そう思いました。

 

男子校の先生方は共学にない、異性を意識することなく、

男の集団で伸び伸び育った男の子をたくさん見てきたプロです。

 

そんな男子校の先生のアドバイスは学びが多く読んでよかったです。

 

男の子の子育て、本当におもしろいことだらけです。

何でそんなことするのー!!!!の連続ですが、

 

いまできることを思いっきりさせたいなと思いました。

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素敵な恋愛してほしいね!

 

 

 

 

引用文は全ておおたとしまささん著書「21世紀の『男の子』の親たちへ(詳伝社)より

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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