一冊本を読み終わったので、紹介したいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
池上彰さん監修
なぜ僕らは働くのか
「なぜ僕らは働くのか」の本の説明
この本は、小学校高学年から高校生くらいに向けられて作られた本です。
しかし、大学生や、既に働いている大人が読んでも為になる一冊。
「働く」とは多くの人にとっても大事なテーマであり、
子どもたちに伝えるには壮大過ぎるテーマでもあります。
けれどもこの本一冊は十分すぎるほど、ことこまかなことが書かれています。
それも分かりやすく!!
働くことや、勉強の意味はもちろんのこと、
雇用形態や、一ヶ月の平均の生活費、老後の資金、教育費などなど、
お金に関することまで教えてくれる本です。
更に、現代に寄り添い、youtuberがどのような仕組みでお金が入るようになっているかまで書かれてあったり、今後のAIのことまで。
正に手取り足取り細やかに教えてくれる一冊でした。
心に残ったこと
P137~
人と比べない、人からどう見られるかを気にし過ぎない。
いま自分ができることを精いっぱいやる。
幸せな働き方のテーマとして、目にした一文です。
周りを見渡せば凄い仕事をしている人がたくさんいます。
人と比べると自分のやっていることがどうしてもちっぽけに感じてしまうのです。
欲求には際限がないということ。
自分の出来ることを精一杯やりたい。
自分の経験
10代の頃、誰もが考えたであろう、将来の夢。
特にやりたいこともなかった私は、将来ちゃんと働けるのだろうか?
そんな不安を抱えていました。
そもそも世の中の仕組みを全く知らずに育ったのと、どんな職業があるのかさえも知らない故に、選択肢の幅が狭かったんだと思います。
勉強の意味も、働く意味も何にも触れずに年だけ重ねてしまいました。
こんな本に出会いたかった。
もっと違った未来があったのだろうか。そう思わずにはいられませんでした。
そういう出会いを待つのではなく、やはり自分から動き出す姿勢が足りなかったなぁと。
情報を待つのではなく、情報を取る!!この意識の差なのかなとも思いました。
これからしたいこと
おせっかいでもいい、子どもと、勉強とは?働くとは?
何だろうって、議論したい。
家族みんなで討論したい。
世の中の仕組みをしっかり、親元を離れるまでに教えておきたいな。
そんな風に思いました。
この本をそっと本棚に入れておいて自ら読んでもいい。
小学校高学年になるなんて、もう数年後。
将来の夢はこれだ!!って早く決めるのはもったいない。
いろんな可能性を広げておいて、選択肢を増やしておくこと。
視野を広げる手助けが出来たらなと思いました。
おわりに
この本を読むまでは、私は会社に直接利益を出している人間ではないしなぁと悶々としている部分がありましたが、
会社全体で、一つのチーム。
私も会社の役に立つことで、社会に貢献しているんだ。
そんな風に思えました。
このブログだって誰かの役に立っているのかもしれない。
そう考えると、私も誰かの為に働いていることになっているんだなぁと嬉しい気持ちになりました。
働くって?難しいテーマです。
さすが、池上彰さん監修というだけあって、非常に分かりやすい内容になっていました。
マンガも多めなので、本を読むのが苦手なお子さんでも読みやすいと思います。
親子で一緒に読んで欲しい一冊でした。
以上、本の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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