本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】DIE WITH ZERO ゼロで死ねを読みました。

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

ビル・パーキンスさん著「DIE WITH ZERO」です!

 

 

この本の説明

 

有名な寓話。

アリとキリギリス。

 

夏のあいだ、

勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働きます。

一方、キリギリスは自由に遊んで暮らす毎日。

 

やがて冬が到来。

アリは生き残ったが、キリギリスは悲惨な現実が待っていた。

 

この寓話の教訓は、

人生には働くべきときと遊ぶときがある。

 

しかし、ここで疑問が生じると著者はいう。

 

アリはいつ遊ぶことができるのだろうか?

 

それが本書のテーマとなっています。

 

この本は、ただ生きるだけではなくて、

十分に生きる。

 

経済的に豊かになるだけではなく、

人生を豊かにするための方法を考えるための本となっています。

 

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今しかできないことに、惜しみなく金を使え

 

 


この本の一番言いたいことは、

お金を貯めて死んでも全く意味がないということ。

 

人は老化には逆らえない。

だからこそ、

限られた時間のなかで最大限に命を燃やす方法を考えなければならないと著者は言います。

 

そしてそのお金を使うには、

年齢に応じた適切なタイミングがあると著者は言います。

 

 

よく、芸能人が忙しすぎて子どもと過ごす時間がないと語るのは有名な話。

これは一般家庭にも言える話で、

 

仕事ばかりで家庭を省みなかった父親の末路はたやすく想像できます。

しかし、分かっていても人は仕事を休むことを怖れ、

今この瞬間の子どもに目を向けず、

将来のためにせっせと働くのです。

 

もちろん、お金がなければ生活はできません。

 

それでも目の前のかわいい子どもはずっと永遠に子どもじゃないということ。

家族や友人との時間は時限的なのです。

 

「ゼロで死ね」強烈なメッセージですね!

あやこ
 

 

 

感想

 

亡くなってから遺産を与えるのではなく、

生きているうちにその価値を最大に発揮してもらうという考えに共感でした。

 

親が亡くなる頃というのは、子どもも高齢です。

 

高齢の子どもにお金を残しても、

多分その子どもはお金を使わず、

自分の子どものために残すという、

リレーが始まると思うのです。

 

そして、高齢の子どもにお金を残しても適切なお金が使えない。

高齢の子どもも、

旅行や経験に使う意欲や体力が落ちている可能性があるからです。

 

もし、そのお金を、

管理できる年齢の25~40歳くらいに渡せたらどうでしょう。

 

子どもは起業の資金にするかもしれないし、

留学、世界一周、マイホーム、子育ての資金に出来る。

 

若い時に積む経験というのは、

複利の効果で後に大きく花開きます。

 

それは日々の積み重ねてきた経験が活かされるからです。

 

経験貯金っていいなと思いました。

 

老後に人生を振り返った時、

これだけお金を残したと喜べるか?

 

そう、想像した時、

全く嬉しくないなと思いました。

 

それよりも、

こんなことをした。

こんなところに行った。

あの人に会えた。

 

そう振り返る人生の方がいいなと思ったのです。

 

時間の使い方は本当に難しいです。

 

けれど、この十年子育てをしてきて、

色んな所に行った思い出を写真を見ながら家族で振り返ることがあります。

 

そんな時は、

思い切って行ってよかったなと思うことが多いです。

 

特に息子が2歳台の時はオムツ交換を車の中でやっていたのが、

懐かしいなぁ。

初めてトレパンで超距離を移動したことも覚えています。

 

特に子どもとの時間は時限的なので、

残り少ない時間を、思い出を増やす行動をとれたらなと思います。

 

以上、ビル・パーキンスさん著「DIE WITH ZERO」を読んだ感想でした!

 

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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