おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
松浦弥太郎さん著「人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方」です!
この本は古本屋さんで惹きつけられるように手に取った本で、
すぐにピンときて購入した本でした。
古本屋さんは皆さん行きますか?
私はたまに行きます。
ショッピングモールに入っている本屋さんとはまた違った独特の雰囲気がある、
古本屋。
新刊をどーんと、置いて営利目的臭がないのが、
古本屋さんの魅力。
だからこそ、余計なバイアスがないので、
自分の五感を使う訓練になると思っています。
今日はそんな、古本屋さんで、吸い寄せられて購入した本の紹介です。
本の説明
夢を叶えるためには、とにかく時間がかかると著者はいいます。
待つための強さ、待つための体力が必須だそうです。
本書は、著者がどのようにして基礎体力をつけてきたのか。
どのようにして待つための強さを身につけてきたのか。
そして、ビジネスにおいて、体力と同じくらいに大切な情報を、
どのようにして手にしてきたのか(情報とは経験である)。
そこで気づいたことや学んだこと、
確かめたことを自分にとっての備忘録のように書かれた一冊となっています。
この本の構成
- 第一章 お金と時間に詳しくなる
- 第二章 日々、お金を上手に使う
- 第三章 投資、運用・・・資産の増やし方
- 第四章 人生を豊かにする仕事とは
このような構成となっています。
心に残ったこと
P105~
僕はこれまでたくさんの失敗をしてきました。
仕事について、お金の使い方について、
人間関係について、投資について、
事業について、
つまりあらゆることで、失敗してきたのです。
その失敗は、若い頃からノートに克明に記録をして、
決してその失敗を忘れないように、
そして二度と同じ失敗をしないように心がけています。
よく考えると、失敗こそが自分を育ててくれたとも言えます。
そのくらいに失敗は、自分の成長の糧になっているのでしょう。
「成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと」
これは確かにそうだと思う言葉でした。
何事もやってみなくちゃ分からない世界です。
「やるか」「やらないか」たったこれだけのことで、
大きく差が開く世界なのです。
何かをすると、二つのことが得られます。失敗か成功です。
何もしないとゼロなんですよね。
ゼロの荷物もそうですが、後悔という荷物まで背負ってしまいます。
感想
松浦弥太郎さんの本は、インスタ内でもよく見かけます。
私はあまり読んだことがなかったのですが、今回読んでみて、
スーッと心に響くお話しがたくさんでした。
中でも一人でアメリカに行って、たくさん歩きまわって、
本を路上で拾ったり、仕入れて路上で本を売る仕事の話が面白かったです。
今でこそ、スマホ一台あればなんでも出来てしまう時代ですが、
当時はスマホもない時代。
自分の足でしっかり行き、自力で生活し、商売までやってしまう松浦さんの行動力。
そして、どうしたら、これが売れるんだろう?
その考え方や、自分なりの仮設を立てる思考は、
仕事をする上でもヒントになりました。
常に流されて仕事をするのではなく、どうやったら?を考えるからこそ、
どの事業に携わっても結果を出すことができるんだろうなと思いました。
そして、待つことの大事さ。
これには納得で、
私もわずかながら自力で収益を得るために、
その芽はまだ若葉の状態で、小さいです。
けれど、一年一年経つごとに小さいけれど、確かに成長している実感を感じられています。
早い成果を待たず、体力を身につけよう。
そんな風に思いました。
多くの経験をしてきた著者だからこそ、滲み出る言葉の節々に響くものがありました。
自分の仕事について考えたい人、
今よりもっと豊かな心を持ちたい人におススメの一冊だと思います。
以上、松浦弥太郎さん著「人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方」を読んだ感想でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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