おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
住野よるさん著書『か「」く「」し「」ご「」と「』です!!
この本の説明
5人のクラスメイトは、みんなが知らない、
ちょっと特別なちからを持っていた。
誰にも打ち明けられない、それぞれのちから。
そのせいで、君のことが気になって仕方ないんだ。
5人のクラスメイトが繰り広げる、青春小説!!
きっと
誰もが持っている
自分だけのかくしごと
住野よるさん作品を読むのは本書で2冊目です。
君の膵臓をたべたい衝撃的なタイトルでしたが、感動の1冊でした。
そんな住野さんの描く、青春小説となっています。
5人には、どんな「かくしごと」があるのか!?
タイトルの「」の意味。
本書を読むと分かります。
心に残ったこと
P103~
「だったらいいと思う。人生なんてさ、やりたいことだけやっててもきっと時間足りないんだ、
やりたくないことやってる時間なんてないさ」
これは進路で悩む、ミッキーが文学部に行く決心をしたセリフ。
就職に難しいと言われる文学部。
だけど、古典が好きだから。
好きなことをしたいというミッキーの気持ち。
高校生で、こんな風に、やりたいことだけをやるぞー!って思えることは素敵なことだと思った。
P274~
「まあそうだよね、本当はその人のことを知る前にもその人の人生はあるし、
もしかしたら知らなくなったあともその人の人生はあるわけで、
私が見れるのはほんの一部」
「だったら、一番いい時を見れるんだと思った方がよさそう」
人と出会った時、思うこと。
この人はどんな人生を歩んできたんだろうって。
それは誰かを好きになった時に、知りたいって気持ちが強かったかもしれない。
けれど、自分が知れるのは、今目の前にいる人のことと、これから過ごす一緒の時間の人生。
別れがきたり、離れ離れになった時、
その後の人生を共有できないんだなぁって。
それは、かつて青春を過ごした仲間たちであったり、
恋人、家族、出会った人全て。
ずっと、共に人生を歩む人というのは、長い目でみると、
相手は夫なのか?と、
思うのでありました。
出会う人たちの、過去、未来は分からないけれど、
「今」この時の人生を共有しているんだなと思うと、
やっぱり儚いですね。
学生時代なんて、尚のこと。
あの一瞬はとっても短かったけれど、
それでも永遠に続くかのように毎日を過ごしていたななんて思うのでした。
感想
5人がもつ、ちょっと特別なちから。
そんなちからがあったらどんな気持ちなんだろう。
想像しながら読みました。
でも、なんとなく分かる気がしました。
人の気持ちが読めたり、雰囲気や表情で読み取ることが出来るから、
きっと誰でもそんなちからは持っているのかもしれません。
5人の仲の良さ、受験の悩み、
友情の悩み、恋の悩み。
うん、青春っていいな。
そんな風に思わされる一冊でしたよ。
男女の友情も良かったなぁ。
青春小説はやっぱり楽しいですね。
読んで、気持ちが若返りました!!
また、こんな本読みたいし、住野よるさんの作品は読みやすい。
また他の作品も読んでみようと思います^^
以上、『か「」く「」し「」ご「」と「』を読んだ感想でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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