本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想】童話×ミステリ「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」はミステリ初心者にも楽しい一冊。

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

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青柳碧人さん著赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」です!

 

 

この本の説明

 

この本は、「むかしむかしあるところに、死体がありました」シリーズ、

第二弾の本となっております。

 

 

www.genko-library.com

 

 

今回は、童話×ミステリ!!

 

森の中のお菓子の家。

走り抜けるカボチャの馬車。

お城で、眠り続けるお姫さま。

 

次から次へと起きる事件をスッキリ解決するのは、

あの「赤ずきんちゃん」です!!

 

グリム童話でお馴染みのあの話で、

意外な事件が繰り広げられ、

時に痛快、ゾワ!!が、味わえる一冊となっております。

 

赤ずきんちゃんの名探偵ぶりに注目です!!

 

誰もが知っているお話しだからこそ、

ミステリ初心者にも、

読書初心者にも読みやすい一冊です。

 

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心に残ったこと

 

P218~

「本当に人間っていうのは愚かしくて、

一方でとても恐ろしい生き物だ。

そうやって世の中に廃人を増やしては、

今もそのマッチで儲けているやつがいるっていうことだろう?」

 

 

これはマッチ売りの少女の中で、

人の弱みに付け込んで虜にするマッチを発明してお金儲けに走った、

女の子の話の場面でのセリフです。

 

現代にも通じるセリフだなと思いました。

 

依存する商品を作りお金儲けをしている商売はこの現代にもあります。

 

昔話って何かしら教訓が得られますよね。

悪いことをすると必ず報いが起きたり、

因果応報の法則を物語を通じて教えてもらえるのです。

 

そして赤ずきんちゃんの名ゼリフ!

 

「あなたの犯罪計画は、どうして杜撰なの?」

 

 

 

こちらにも注目です。

 

 

 

感想

 

前作の「むかしむかしあるとのころに、死体がありました」よりも、

私は今回の「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」の方が面白いでした!

 

 

やっぱりグリム童話って面白いんですよね。

 

お菓子の家が出てくる、ヘンゼルとグレーテルは子供にとっては、夢のようなお話し。

どのお話しも恐怖と安堵が入り混じっていて、

そこがやみつきになるのかもしれません。

 

このシリーズ娘が好きでして、

二回に分けて一章だけ音読をしました。

 

小学生でも楽しめる内容となっています。

高学年なら一人で読めると思います。

 

親子で楽しめる本ですよ♪

 

この本をきっかけに、うちにある、

こちらの本を娘が読み始めました。

 

小学2年生でも読めるようです。

 

過去に購入しておいてやっと出番がきました!!

 

こういう、おもしろいお話しから読書の世界によりハマってくれたら嬉しいなと母は思うのでした。

 

誰もが知っているお話しのオマージュ作品だからこそ、

より楽しめると思います♪

 

以上、赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」を読んだ感想でした!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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