おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
銀色夏生さん著「こういう旅はもう二度としないだろう」です!!
この本は、
著者が体験した、
「こういう旅はもう二度としないだろう」
そう思わされた海外旅行のフォトエッセイとなっています。
行先は、
ニュージーランドの先住民のセレモニー体験。
インドの薄紅色に染まる聖域巡り、
イタリアの花のドロミテ。
4か国の旅の記録となっています。
ちょうどGW中ということもあり、
どこにも行かなかった私にとっては楽しめる1冊でした!
人様の旅行記を読むことで、
こんな世界があるんだー!!
凄い。
でも私なら無理だぁと思う反面。
行動した人にしか得ることのできない、
色々な体験が詰まっていました。
誰一人として、
同じ旅というのはありえない。
それは人生と同じ。
旅は人生の縮図なんですよね。
著者もそんな風に語っておりました。
P98~
旅は人生の縮図。
確かに、この小さなツアー世界にも曼荼羅のように人間模様が描かれていた。
その絵はそこだけにしか咲き得ない花なのだ。
すべてに感謝。
そして、こういう旅はもう二度としないだろう。
できないだろう。
どんな旅も、
どんな日常も、
きっと、
「こういう旅はもう二度としないだろう」
「こういう人生はもう二度としないだろう」
そういうことなんですよね。
著者のいいとろこは、
素直な文章が綴られていたこと。
食べたものの記録でも、
あまりおいしくなかったとか。
観光もあまり楽しくなかったとか。
写真で見ると素敵なのに、
現実の観光地を見るとがっかりすることって私もたまにありますが、
そういう現実も正直に綴られているところが何だかよかったです。
ツアーの旅って、
やっぱり周りに気を使ってしまうので、
私には到底無理そう。
一人で気軽な旅は怖いこともあるけれど、
やっぱりまた一人旅、
または気を許す相手と旅をしたいな。
そんな風に思うのでした。
本を読みながら、
スマホでグーグルマップで地図を開き、
観光地を検索してみたりと、
脳内で一緒に旅行を楽しめました。
生きている間、
全てを味わい尽くすことは到底無理だけれど、
海外のその土地に出向くこともきっと何かのご縁。
今後、旅をするときは、
その一つ一つのご縁を大事に。
そして、ここに来ることはもう二度とないだろう。
そんな気持ちで旅をしたいと思います。
いくつになっても、
旅を楽しむ大人でありたい。
そんな風に思いました。
以上、銀色夏生さん著「こういう旅はもう二度としないだろう」を読んだ感想でした!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んだよ~!のしるしに、
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