本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴りたいと思います。

原田マハさんの旅エッセイ「フーテンのマハ」を読みました。

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おはようございます!!あやこです(^^♪

 

好きな作家さんは誰ですか?と聞かれたならば答える一人は、

原田マハさんである。

 

初めて読んだ小説は「カフーを待ちわびて

 

コテコテの美術小説に心を射抜かれた「楽園のカンヴァス

 

この2作品に魅了されて、他の作品もいくつか読了済み。

 

とにかく、素敵な作品を書く作家さんなのだ。

 

そんな原田マハさんの旅エッセイを読んで。

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これほどまでに旅が好きなお人だとは!!

 

原田マハさんはとにかく旅が好き!!なんだそう。

それも、観光雑誌に載っているような人気すぽっとを訪れるのではなく、

自分のインスピレーションを頼りに赴くままに、そしてあらゆる乗り物を駆使して「移動」するのが大好きなんだとか。

 

そして移動中は本を読んだり、音楽を聴かないで、ただひたすらのんびり、ぼんやりするそう。車窓に移りゆく景色を眺め、時には隣のおばちゃんや女子高生の会話に耳を傾けると。

 

そこへ行こうと決めても、何も調べず、まっさらな頭とすっぴんの心で訪れるそうだ。

 

気心の知れた人達と旅をする

 

マハさんは長年の友人である、御八屋千鈴氏や担当編集者を相棒に旅をする。

 

中でも友人の御八屋千鈴氏との旅を名付けて「ぼよグル」と称し、これだけは食べよう!という目的を持って旅をしている様子がよかった。

私にもそんな友人がいたら楽しいだろうなと妄想をしてしまう。

 

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旅をするようになったきっかけ

 

マハさんはそれまでアートに関わる仕事をしていた。

四十歳になる直前で「人生で本当にやりたいことは何か?」と考えに考え抜いて、

それまで勤めていた会社をすぱっと退職。

 

好きな仕事だったし、やりがいもあった。それなのに辞めてしまったのだ。

これはこれでいい。けれど、何かが違う。

 

一生を賭けて成し遂げる仕事ではない。

という思いが常につきまとい、これでいいのか?他に何かやるべきことがあるんじゃないか?と問いかける声がどこからか聞こえていた。最後にはその声に忠実に動いてしまったのだ。

 

 

そんな時、久しぶりに連絡をくれたのが友人の御八屋千鈴さんだったのだ。

それをきっかけに二人は四季折々日本全国を旅するようになったのだ。

 

この本の魅力

 

とにかく読んでいて面白い。

そして今まで知らなかった「原田マハさん」に対するイメージが、いい意味で壊れた。

本にも書かれていたけれど、「マグロ」みたいない人。

動いていないと窒息するんじゃないかなって。

 

でもやっぱりあれだけの作品を描く裏には現地を訪れ、画家たちの人生に思いを馳せた旅が反芻されていたんだなと。

マハさんが現地で感じた五感が小説に息吹を与えているような。

だからその人物を知らない私でさえも、あの時代な有名な画家たちを少し知れた気になってしまうのだ。

 

マハさんの作る作品にはたくさん旅が色濃く出ていることが分かる本書。

 

あのカフーを待ちわびての誕生秘話も読めてラッキーでした。

 

私も旅したい。

ふらりふらりと目的もなく、うたた寝しながら、柔らかい日差しを感じながら、電車に揺られたりとか。

 

地元の人と何気ない会話をしたいなと。

旅は非日常のようで、日常に繋がっている。

 

ちょっと隣の駅でも足を延ばせば知らない世界がある。

 

とにかく、マハさんの旅する思いと、五感を使った旅の様子がひしひし伝わる本だった。

マハさんファンの方もそうじゃない方も読むと、旅がしたい!!そう思える一冊になること間違いなし!

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引用文は全て原田マハさん著書「フーテンのマハ」集英社文庫より

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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