おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
細川亜衣さん著「旅と料理」です!
本の説明
著者の細川さんは幼い頃からの料理熱が高じ、
料理の仕事を志して旅へ出る。
以来、旅先で出会った人々や感じた空気を想いながら、
記憶に刻まれた味や匂いを自らの料理に盛り込み、
また新たな旅へ出ることを続けている。
本書はそんな旅先で出会った料理のエピソードや、
レシピが集録された本となっています。
台湾、韓国、フランス、モロッコ、中国。
異国の風景と料理の写真を見ながら脳内旅が楽しめる一冊です。
食べた事のない料理がまだまだたくさんです!
心に残ったこと
P109~
味わうことこそ、料理を学ぶこと。
それは、料理を始めてからいままで、
ずっと変わらないことのひとつである。
最近、ご飯を味わって食べているだろうか?
そんな風にふと思った一文でした。
忙しない毎日で、食事も適当に済ませてしまいがち。
毎食毎食、何かを味わいながら食べていないなと思いました。
ながら食べという言葉を耳にします。
スマホを見ながら、テレビを見ながら、本を読みながら。
そんな「ながら食べ」をしていると、
味わうことなどできないですよね。
味わうからこそ、料理にまた繋がる。
当たり前に、先人たちが行ってきた行為が、
現代では難しいことをひしひしと感じました。
感想
日本の料理もその土地特有の郷土料理がありますよね。
その土地で採れる食材と、先人たちの知恵がつまった料理。
今はどこにいても、あらゆる食材が手に入る時代になりました。
けれど、その土地に根付いた料理を食べる機会は中々ないです。
私も旅をした時、出来るだけご当地グルメを食べたいと思っています。
食一つをとってもまだまだ知らない世界があるんだなと思わされました。
そう考えると、地球上で当たり前のよ
うに人間は毎日毎日食べているんですよね。
食べた事のない料理を、こうやってレシピに残してくれている人がいる。
それって、昔で言えば、遠い異国のことを知らないけれど、
誰かが書物で残してくれていたあの時代と一緒ではないかと思いました。
ありがたい時代ですね。
気軽に海外はいけないけれど、
料理だけでも味わえることができる。
料理をきちんと再現できればの話ですが。
そして東京のメリットと言えば、そんな異国の料理を食べられるお店がたくさんあるということ。
現地の人がお店を開いていたりと、
ちょっと足を運べば食べられる恵まれた環境ですよね。
週末はちょっと異国料理巡りをする。
そんな楽しみ方もできそうです。
私の旅の思い出の味を一つあげるとすると、
台湾の屋台で父が買っていた臭豆腐ですかね。
とにかく「くっさい」んです。笑
父は食べていましたが、私は臭いで無理!!と、拒否ってしまいました。
とにかく臭かった。そんな記憶だけはあります。
香港で買って食べたエッグタルトもおいしかったなぁ。
旅と料理ってセットだなとつくづく思いました。
今は海外でも日本食やお馴染みのチェーン店が溢れていますが、
せっかくなら、地元の人がやっているお店で食べたいものです。
海外にはお気軽には行けないけれど、
日本を旅した時は、「その土地ならでは」の食に触れたいと思いました。
異国の料理のレシピ付きなので、気になる方は作って食べてみてください。
以上、細川亜衣さん著「旅と料理」の感想でした!
★過去に読んだ旅関係の本はこちら★
ラトビア、どんな国なんだろう。
私も海外で短期で暮らしてみたいです。
旅先でのトラブルはつきもの!ちょっとハラハラしました。
旅育しています!子連れで車であちこち行ったなぁ。
マハさんの旅好きは有名ですね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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