おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
原田ひ香さん著「そのマンション、終の住処でいいですか?」です!!
タイトルがドキッとさせられます。
まるで、垣谷美雨さんの小説にありそうなタイトル。
何かを訴えているかのようなタイトルですが、
この本は、
有名建築家による一等マンション。
誰もがうらやむ、デザイナーズマンション。
通称メタボマンション。
1960年代から1970年代に流行った建物、
「中銀カプセルタワー」がモデルのようです。
そこに住む住人たちは、
誰もが羨む夢のようなマンションを手に入れたはずでしたが、
実際住んでみると欠陥住宅だったことが判明。
デザイン重視のため、
雨どいがないため、
雨が染み込みやすく、カビが生えやすい。
老朽化もあり、
建て替えを巡って、新旧の住民同士の様々な思惑が絡み合います。
一体メタボマンションはどうなってしまうのか!!
住人たちの人間模様。
そして設計に携わった人、建築家の家族、
それぞれが絡み合う物語となっています。
ネタバレになってしまうので、
詳しくは書きませんが、
ただの建て替え論争では終わらず、
最後は、そんな秘密が隠されていたのか!
と、ちょっとビックリな展開がまっておりました。
これは、現実の世界にもあり得そうなことかも。
なんて思いましたね。
この本を読み終わって、
実際モデルとなった、
おぉ、こんな感じなのね!!
まるで、サイコロをつぎはぎしたような斬新なデザインでした。
私なら住みたくないです。
家というのは、外から見られるものでもあるけれど、
中々チェンジできない。
というか、
一生買い替えることがないかもしれないからこそ、
本当にその建物が、終の住処でいいのか?
と、思ってしまいますね。
我が家はまだまだ終の住処は決めていません。
住む場所、住む家、
その人の自身の人生や、
価値観が反映されているなぁと、
この本を読んで改めて思いました。
以上、原田ひ香さん著「そのマンション、終の住処でいいですか?」を読んだ感想でした!!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んだよ~!のしるしに、
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