おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
雨穴さん著「変な家」です。
2023年最も売れた小説!ということで、
度々本屋さんでも見かけていた本書。
映画化もされ、2024.3.15公開とのこと!!
好奇心から読んでみました。
YouTubeで話題になった物語です!
この本のあらすじ
筆者は知人の柳岡さんから「相談したいことがある」と相談を受ける。
購入を検討している中古一軒家についてだ。
ごくありふれた物件に思えたが、
間取り図をよくみていると「違和感」があった。
その間取り図には「謎の空間」が存在していたのだ。
何のための空間なのか?
違和感を持った筆者は、
知り合いの設計士栗原さんに、
その間取り図を見せることに。
栗原さんは曰く、
この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が存在するという。
不可解の真相とはいったい!?
感想
あなたは、この家の異常さが分かるだろうか。
おそらく、一見しただけでは、
ごくありふれた民家に見えるだろう。
しかし、注意深くすみずみまで見ると、
家中そこかしこに、奇妙な違和感が存在することに気づく。
その違和感が重なり、やがて一つの「真実」に結びつく。
それはあまりに恐ろしく、決して信じたくない真実である。
始めに家の間取り図とこの文章を読者は目にすることになります。
一見ごく普通の間取り図。
でも注意してみていると「おやっ」と思う違和感があるのです。
この本は、まるで挑戦状を与えられたかのように、
一緒に楽しんで、でもちょっとゾワッとしながら謎解きが出来る本でした。
一気読みの本です。
少しずつ謎が解けていく度に怖くなるのです。
そして文体も非常に読みやすいです。
会話形式で物語が進んでいくので、
台本を読むような感じで読むので、
普段読書をしない人でも読みやすい本だと思いました。
小4の娘でも読めました。
それくらい物語に入り込みやすく、読みやすい本でした。
本当にそんな家が存在したら。。
想像するだけでちょっと怖いです。
この家の目的は一体!?
真相は何だろう。
名探偵になったつもりで読むことをおススメします。
映画も公開されるそうなので、
映画館で観るとよりリアルに表現され、
恐怖が増しそうですね。
映像が怖い人は、
小説で読むことをおススメします。
ネタバレの感想
ここからはネタバレの感想になりますので、
まだ読んでいない方は、そっと閉じてくださいね。
まさか、この家が〇人の為につくられた家だとは思いませんでした。
怖いですよね。
左手供養って・・・!!
考えただけでも恐ろしい。
呪いだとかそういった類を信じることの恐ろしさ。
人間が一番怖いなぁと感じるのでした。
あとがきの栗原さんの考察。
これも考え深いものでした。
この物語を真に操っていた人はいったい誰だったのでしょう。
物事というのは、
いろんな側面から推測できるなぁとおもしろかったです。
手紙は本当に慶太氏からだったのか。
私たちはいつも一方通行の考え方に偏りがちです。
もし、こうだったら?
栗原さんのように多角的にモノゴトを観るのって大事ですね。
そして栗原さん自身も間取り図から推測しまくっていましたが、
どうしてそんなに的中できるのか?
日本に本当にこのような間取り図の家があるのなら。。
想像するだけで怖いです。
ないことを祈ります。
今回この「変な家」を読んで、
YouTubeでも雨穴さんの動画を拝見しましたが、
凄い再生回数でした。
白い仮面がまた、
ホラー度を上げるような気がします。
映画はちょっと怖そうで見れませんが、
小説版はとても読みやすく、楽しい時間になりました。
映画版を観た方は是非感想を教えていただけると嬉しいです。
小説を読んだ方の感想もお待ちしています!
以上、雨穴さん著「変な家」を読んだ感想でした。
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本を読むのが苦手な人にもおススメです。
私も無料体験で耳読書経験しました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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