本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

好奇心とは生きる力だ。「子どもは40000質問する」を読みました。

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おはようございます!

 

イアン・レズリー著書「子どもは40000回質問する」を読みました。

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この本は、インスタグラムでフォロワーさんが紹介されていた本です。

 

タイトルから教育系の本に感じるかもしれませんが、

教育系の本ではありません。

 

「好奇心」についての本です。

 

好奇心がある人とない人では人生が変わる

 

教育において

幼少期の子どもの問いにきちんと答えたり、

知識の在り処を教えたりする家の子は、学校でも良い成績を収め、成功しやすい。

 

ビジネスにおいて

イノベーションの出発点は好奇心であり、その好奇心に燃料を注ぐのは

「知識」である。

知識なくして創造性は発揮できない。

 

健康と幸福

好奇心は生きる活力を生み出す。

読書習慣のある人は認知症になりにくい。

 

 

子どもは40000回質問する

 

子どもたちは成長するにつれて、多くの点で大人に頼らなくなる。

しかし、こと好奇心については、

大人の介在が一段と重要になっていく時期がある。

 

親であれば誰もが知っていることだが、子どもは質問する。

それもうんざりするくらいに。

 

子どもたちは非常に幼いころから、

自分の集めた情報がすぐには役に立たないとしても、

いつか役に立つときが来るかもしれないと感じとっている。

 

子どもの好奇心をその子のために育んでやれるのは親をはじめとする

周りの大人たちだけだ。

 

 

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幼児を育てている親なら正に今、

毎日が質問詰めだと思います。

 

うちの5歳の娘も3歳の息子も毎日毎日質問です。

 

最近の娘の質問は、

お月さまの形がどうして変わるの?

 

地球が動いているのなら、どうして自分たちは揺れないの?

 

赤ちゃんはどうやってできるの?

 

などなど、説明するのは難しいです。

 

私はというと、、

うまく説明できない。。

 

どの家庭でもこの質問は答えるのが難しい質問ですが、

うちは赤ちゃんについては、

なるべく正直に話しています。

お母さんのおなかの中にあかちゃんができる部屋があって。

お父さんは赤ちゃんの種を持ってて、などなど。

 

コウノトリ」が連れてくるというあやふやな答えはしません。

なるべく正直に、子どもでも理解しやすいように。

 

夫は、自然科学につて超理論的な難しい言葉で話し出す。。

 

娘は最終的には「わかんな~い」!!

だよね~。

 

でも、この質問、すごーく大事。

この人なら、情報を教えてくれるかもしれないという信頼の証なんですよね。

 

赤ちゃん時代の指さしや喃語も、信頼している人にする行為みたいです。

もうその頃から子どもは好奇心を体で表現しているんだそうです。

 

知識こそが、創造性と好奇心の源泉

 

子ども時代の好奇心は子どもと大人が協力して育むものだ。

放っておけば台無しになってしまう。

 

知的好奇心とは、その妨げになるものを取り除くだけで花開く

「自然な心理状態」ではなく、意識的に取り組むべき共同プロジェクトなのだ。

 

 

なんてことでしょう。

私は好奇心は自然な状態、放っておいても自然と身に付くものだと思いこんでいましたが、

どうやらそうではないようです。

 

子ども時代にどれだけ、その質問に向き合ったかで今後のその子の好奇心に影響があるそうです。

 

好奇心とはどうやら育まれて身に付くようです。

 

自分は好奇心が薄いんだよね、というそこのあなた。

まだ間に合うみたいです!!

 

著者は、意識的に幅広い分野に興味を向ける努力をすれば、

大人になってからも好奇心を高めることができると教えてくれます。

 

 

まとめ

好奇心とは子ども時代に意識的に養っていくことが大事

 

知的好奇心は何歳になっても深めることができる

 

好奇心があれば世界はとてつもなく面白いということに気づき、

人生飽きることのない探求の日々になる

 

 

私は好奇心旺盛です。

だから今日も本を読みます。

この本を読む習慣のおかげで今後の人生退屈しないと自信を持って言えます。

 

この世界は知らないことが多すぎてワクワクします。

これからどんな本に出会い、知らない土地、人と出会えるのか楽しみです。

 

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引用部分は全てイアン・レズリー著書「子どもは4000回質問する」(光文社)より

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。