本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】徹底的に才能について書かれた本、坪田信貴さん著「才能の正体」を読みました。

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おはようございます!

 

坪田信貴さん著書「才能の正体」の紹介です。

 

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「自分に才能はると思いますか?」

 

この質問に自分が答えるとすれば「才能」はあると答えます。 

 

どんな才能か?と聞かれれば言葉に詰まりますが、

私という人間はこの世界中でたった一人の人間。

私にしかない才能があるはずです。

 

そして、テレビで活躍する人を観るたびに、

あの人は才能があっていいな。

 

ベストセラーの本を読むたびに、

こんな才能あふれる文章が書けていいな。

そんなことをよく思います。

 

私を含め、その人の過程を見ず、

結果だけを見る人も多いのではないでしょうか?

 

では才能っていったいなんでしょうか?

どう見つけて、どう伸ばしていけばいいのか?

 

この本はそんな「才能」について詳しく書かれた本です。

この本を読むと、自分の才能に気づくきっかけになること間違いなしです。

 

 

 

「やればできる」はまやかしの言葉。僕は絶対に使いません。

 

僕は、才能というものは誰にでもあって、それは「正しい努力」次第で手に入るものだと考えています(「正しい努力」ということが大切ですが)。

 

「やればできる」という思考は「結果至上主義」なんです。

その結果が手に入らないと分かった瞬間に、やることそのものをやめてしまうのですから。

 

こういうときに使うべき正しい言葉は「やれば伸びる」です。

何事も、やらないよりやった方が絶対いいのは間違いありません。

誰でも、何かを始めて、それをを継続していければ、やった分だけ成長して、経験した分だけ経験値は増えて、必ず伸びていく。

能力が伸びれば、その「部分」が極立ってきて、「才能」になる可能性がある。

 

 

「やればできる」という言葉はよく使うし、耳にする言葉でした。

「やればできる」という思想は「できそうにないなら、やらない」人になってしまうということだそうです。

 

確かに、職業を決める時とかがそうでした。

この仕事は出来そうか?やりたいことか?やれそうなことか?そんな判断基準が少なからずありました。

 

「やれば伸びる」この思考があれば、

どんなことだってある程度やり、伸びることできます。

 

つまりその思考が才能なんだなと思いました。

そして「正しい努力」これがポイントですね。

 

 

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あなたは、わが子を、わが部下を、「黙って」見守ることができるか?才能を開花させるには、これに尽きる。

 

ドキッとする耳の痛い話です。

親なら誰かしら心当たりがあるはずです。

この「黙って」ができません。

 

親故に経験があるからこそ、こうした方がいいよ。

親にとって都合が悪いから、こうしなさい。

ついつい言ってしまう言葉ばかりです。

 

自分を出せなくなると、能力は伸びない。鍵を握っているのは「親」

 

もうこの言葉。私自身が自分を出せない人間なので、本当にそうだと痛感しました。

 

自分をもっと伸び伸びと表現できれば、

誰といても自分を出せれば、

力をもっと発揮できるのに。

そんな風に思ったことは何度となくありました。

 

こんな自分になったのも私の親にも何か原因があったのかしら?

そんな風に思ってしまいました。

思い当たるとすれば、年子の弟が私には居ます。

 

さいころから「甘える」ということが出来ず、

育ったように記憶しています。

 

甘えた記憶がほとんどありません。

弟をいじめていたことだけはよく覚えていたので、嫉妬していたんでしょうね。

 

娘と息子を育てていると、特に娘に対して自分と重ねてしまうことがあります。

そして私自身も末の息子に甘かったり。

私自身がよく分かることなに、娘にも同じ気持ちを抱かせているのかもしれません。

 

私は真ん中っ子だったこともあり、

親に迷惑をかけることもなく、

自分の気持を押し殺して生きていたような気がします。

 

この「自分を出す」

子どもがこれから大きくなるに連れ大事なことだと思いました。

 

必ず、能力は伸びるし、人材は育つ

 

スタッフでも、熟生でも同じです。

まず現実になってほしいことを言葉にする。

言葉にして、その言葉を何度もアウトプットして、それによって感情を動かす。

「歩むべき大切で正しい道(大義)を定め、目的を明確化する。

同じ目的に向かって進むための信頼関係を作る。

これをやれば、必ず能力は伸びるし、人材も育ちます。

 

 

著者の坪田さんは経営者でもあります。

人を雇い入れる時、この一般社会では才能がないと言われた人たちを採用し、

その人に秘めた才能を次々と開花させていきました。

 

才能はマネジメントできるといいます。

 

まとめ

 

結局は「自分が一番没頭できるもの」を大事にてそれを磨き続ければそれが、

才能として発揮される。

 

「自分の好き」を一番大事にすれば自然と花開くのかなと思います。

 

子を育てる親として、子のいい面をできるだけ伸ばしたい。

伸び伸びと本来持っている能力や、好きな事に熱中させてあげたい。

 

そうは言っても、こちらも一人の人間、

未熟者なので、理不尽なことをぶつけてしまうことも今後もあると思うけれど、

この本を読んで、

「才能」について考えるいい機会になりました。

 

自分自身、子ども、部下、組織、あらゆる「才能」に焦点をあてた本書。

 

「才能がある人」になるか?

「才能がない人」のままでいるか?

 

ここまで才能について書かれた本はないと思います。

気になる方は読んでみてください。

 

まとめ

才能は誰にでもある

 

子どもの才能は親次第、期待をせず信頼する

 

正しい努力をすれば才能は伸びる

 

 

 

以上、坪田信貴さん著「才能の正体」を読んだ感想でした。

 

気になる方は是非読んでみてください。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。