おはようございます!!あやこです(^^♪
今日はとってもおススメのエッセイ、「そして生活はつづく」です。
いやー、この本、凄くおもしろかったです。
テレビで見る星野源さん、こんな人だったんだぁとギャップにやられちゃいました。
誰にでも平等にある生活
お源さんがどうしてこのようなエッセイを書こうかと思ったか?
つまらない毎日をおもしろがること。これがこのエッセイのテーマだ。
私は生活が嫌いだったのだ。
できれば現実的な生活なんて見たくない。
ただ仕事を頑張っていれば自分は変われるんだと思い込もうとしていた。
でも、そこで生活を置いてきぼりにすることは、もう一人の自分を置いてきぼりにすることと同じだったのだ。
楽しそうに仕事をする裏側で、もう一人の自分はずっとあの小学生の頃のつまらない人間のままだったのである。
そんなわけで生活をおもしろがりたい。
しかし、ただ無理やり生活に向き合うだけじゃすぐ飽きて同じ失敗をしかねない。
むやみに頑張るのではなく、毎日の地味な部分をしっかりと見つめつつ、その中におもしろさを見出すことができれば、楽しい上にちゃんと生活をすることができるはずだ。
そしたらあの「とてつもない虚無感」もなくなるかもしれないし、感じたことを素直に表すのも上手になるかもしれない。
ちょっと真面目に語っていますが、それまでの経緯が笑えるんです。
ネタばれになってしまうので控えますね。
星野源さんという人
この本を読んで、星野源さんはどっちかと言うと私に似ている部分があるなぁと感じました。
つまり誰でも似ている部分はあるんですが、普段何気に思う、それ言っちゃまずいよねっていう部分を心の中でつぶやいていたり。
どっちかというと少数派のタイプ。
ひねくれているというか、なんて言えばいいかな。
だからこそ、際立っちゃって、目立っちゃって。
それがアーティスト性に全て出ているというか。
やっぱり表現者は人と違う方が際立っていいと思います。
そしてあえて本に、文字におこすことで伝わる部分があります。
テレビで見る姿と、本で知る有名人は、やっぱり本をじっくり読んで活字から伝わるメッセージの方が受け取りやすいです。
エッセイってその人の生活がにじみ出る
誰にでも平等にある生活。
どんな有名な人だって、私たちと同じ生活をしている。
食べて、排泄して、寝て、おならだってする。
そんな生活が垣間見れるエッセイってやっぱりどんな人が書いても自分と同じじゃないから味が出るんじゃないかなと思いました。
そしてその生活を文字にするからこそ、表現も変わる。
だからより装飾されておもしろくなる。
ずっとずっと続く生活。
誰にでもある生活。
平凡な日も非凡な日も全て生活。
今年で平成は終わるけれど、大したことではなく、生活の延長なんです。
死ぬまで続く生活を、どうやったら楽しくなるか、
どうせ最後は死ぬんだから楽しく生活したいなって思いました。
ココロがふっと軽くなるエッセイ本。
やっぱり好きなジャンルです。
自分ばかりに目を向けず、他人の生活を垣間見れるエッセイ。
星野源さんの「そして生活はつづく」より。
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2018年12月19日
実は自分を思うことが自分を滅ぼすことなんですな。
人を思うことが、本当は自分を思うことなんです。
これ、自分の事ばかり考えて落ち込んでいる自分に突き刺さった一文。
そうか、自分の事ばかり考えるからなのか!朝ちょろっと読んでメモした一文です。
朝井リョウさんもそうだけれどお腹ゆるい人って面白い感性があると思う。
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2018年12月19日
星野源さんもお腹ゆるみやすい人。
私もそう。
つまり繊細で物事を敏感に捉えているのかなと。
私も彼らを見習ってもっと生活を面白味を持って生きたい。
久々のエッセイ本は楽しすぎた。
他の人の本も読んでみたいと思います。
私もこの本を真似て自分のエッセイブログを書きました。
お時間ある方はこちらもどうぞ。
私がおススメするエッセイ本は朝井リョウさんの本です。
興味ある方は是非読んでみてください。
引用文は全て星野源著書「そして生活はつづく」(文春文庫)より
最後まで読んでいただきありがとうございました。