本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】マカン・マランシリーズ三作目!!『きまぐれな夜食カフェ』を読みました。

スポンサーリンク

 

 

 

 

古内一絵さん著「きまぐれな夜食カフェ」のご紹介です。

マカン・マランシリーズ三作目の本です。

f:id:genko-library:20190203052326j:image

 

 

 

 

 

きまぐれな夜食カフェのあらすじ

 

運命のカフェとして、

有名になりはじめた

「マカン・マラン」。

 

そこに目を付けたのは、

ネット界では有名な

ディスリの女王。

 

とうとう店を探しあてた彼女に、

シャールはこれまでにない対応を?

 

シャールさんの美味しい料理を、今夜も召し上がれ。

 

 

第一話 妬みの苺シロップ

第二話 藪入りのジュンサイ冷や麦

第三話 風と火のスープカレー

第四話 クリスマスのタルト・タタン

 

スポンサーリンク

 

 

 

今回のこの本の中で一番切なかった第三話

 

よくある、高層ビルに住むカースト制度のお話しなんだけれど、

話が進むに連れ、最後の一ページのなんとも切ないこと!!

 

うるうるきちゃいました。

 

今回も心に響いたシャールお姉さんの言葉

 

◇素顔を見せたくないなら、隠したっていいのよ。

 

この世の中は、本音だけで生きていけるほど甘くないもの。

 

◇「だからね、大事なのは、先のことをあれこれ気にかけるより、今をできる限り上機嫌に過ごすことなんじゃないかしら」

 

シリーズ三作目ということだけあり

 

今まで出てきた登場人物がチラホラ出てきます。

 

あの人とあの人がいつの間にかカップルになっていたり、

いつも常連のあの人の話が今回スポットに当てられていたりと、

1作目から読んでいるからこそ分かるものがありました。

 

登場人物もお馴染みなので、親近感が湧きます。

 

今回もおいしそうなお夜食ばかりでした。

f:id:genko-library:20190203052350j:image

 

なんと!!次でこのシリーズともお別れなんです。

悲しい。

 

2019年スタートから素敵な小説に出会えました。

小説はやっぱりいいなぁ。

 

重々しくもなく、現実とかけ離れておらず、身近な話題が多いのも、

読みやすい要因かもしれません。

 

引用文は全て古内一絵さん著書「きまぐれな夜食カフェ」(中央公論新社)より

 

おススメのシリーズ小説です!!ほっこりしたい人は是非読んでみてください。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。