本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】橘玲さん著「人生は攻略できる」を読みました。

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1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

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今回ご紹介する本はこちら。

橘玲さん著「人生は攻略できる」です。

 

 

 

 

 

人生はロールプレイングゲーム

 

この本では、人生はロールプレイングゲームだと考えて、「君たちはこれからどう生きるか」を考えます。

 

RPGをやったことある人なら分かると思います。

 

私もドラクエ世代だったのでよく分かります。(ドラクエ大好きでした!!!!)

主人公は誰でも初めはレベル1でした。

自分がどんなキャラで、目的がお姫様救出で、どうすればキャラレベルを上げられるかを知らなければ、そもそもスタートラインにたてません。

 

現実世界も同じだと著者は言います。

 

人生の目標は何で、ゴールにたどり着くにはどうすればいいかわからないと、

これからの長い年月「人生100年時代」をいったいどうしたらいいか戸惑うばかり。

 

人生に必勝法はないけれど、ゲームと同じように、「こうした方がいいこと」と「やってはいけないこと」がある。

 

これから説明するように人生ゲームの鉄則はものすごくシンプルなものばかりだが、それを知っているかどうかで大きな格差が生じる。

 

なぜならちょっとした選択のちがいが、長い人生のなかでよい方にも悪い方にもどんどん膨らんでいくから。

これが「フィードバック効果」という。

 

 

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幸福の定義

 

ほとんどのひとが同意する幸福の定義をまとめると二つあるそうです。

 

①好きなことを夢中でやって、いまが楽しい

②あとから振り返って「幸福だった」と思える

 

幸福な人生にも家と同じように土台が必要で、それは次の3つだそうです。

 

①お金(金融資本)

②仕事(人的資本)

③愛情・友情(社会資本)

 

この3つのバランスが大事だそうです。

この本は、「幸福になる方法」ではなく、「幸福のための土台の作り方」を教える本です。

 

私の土台を見ていると、夫の力によって1と2は満たされているけれど、

結婚していなければ、これは低い割合だなと思いました。

 

夫の力なしに稼ぐ力を身につけたいという思いがあります。

そして3番も欠けている気がします。

本当に心を開ける友人も少ない。

知り合いはたくさん増えましたが、一歩進んだ付き合いができていません。

 

お金について一部紹介

 

宝くじは「愚か者に課せられた税金」

 

お金を増やそうと思っとき、これだけは知っておいてほしい3つのこと

 

①宝くじは買わない

②マイカーもマイホームもいらない

③ウマい話は君のところにはぜったい来ない

 

①の宝くじについて

 

私も独身の頃はお楽しみ程度で3000円分買ったことありました。

親にも時々1万円分買っておいて。なんて言われたことあります。

でも、当たらないんですよね~。

当たっても3000円くらい。

誰もが夢を見たことが一度はあるはず。1億円当たったら何しよう??

そう考えるだけでも楽しんですよね。

 

当選確率、皆さんご存知ですか?

 

宝くじを毎回3万円分、0歳から100年間購入したとしても、99.9%の購入者は生涯当選することはないそうです。

交通事故に合う確率の方が高いそうです。

 

そしてこの宝くじの代金のうち、賞金に充てられるのは50%残りの50%は販売経費を差し引いたうえで地方自治体に分配されるそうです。

 

宝くじを通して「税金」を納めているのは、確率を正しく計算できていないひとだけだ。

ということになるわけですね。

 

こんな感じでこの本には、

お金

仕事

愛情・友情

といった、人生の土台作りで大事な、「知っておいて損はないこと」が紹介されています。

 

どちらかというと、これから社会に出ていく若者向けの本かなと思いましたが、

社会経験ある人も読んで損はない一冊ではないかと思います。

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引用文は全て、橘玲さん著書「人生は攻略できる」ポプラ社より

 

知っている」と「知っていない」では人生も大きな差がつくことが分かります。

だからどんなことも勉強が必要なんですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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