1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
齋藤孝さん著書「読書する人だけがたどり着ける場所」で紹介されていた本
こちらの本は、「読書する人だけがたどり着ける場所」の中で、
「人生を深める名著」の中で紹介されていました。
深い名言にあふれ、息もつかせぬ緊迫感で最後まで読ませる不朽の名作。
スコットランドの武将マクベスが、王になりたいという野心と王への忠誠で揺れ動いていたとき、夫人は激しい言葉でたたきつけます。
「腰くだけ、こうして一生をだらだらとお過ごしになるおつもり？」
いったん誓ったからには、乳飲み子の「脳みそを快りだしても見せましょう」
という夫人のインパクトは強烈で魅力的。
このシーンを音読するだけでも盛り上がります。
ぜひ役者気分で音読し、味わってください。
引用文は齋藤孝さん著書「読書する人だけがたどり着ける場所」SB新書より
シェイクスピア作品を読むのは2作目
今回のマクベスの以前に読んだことがあるシェイクスピア作品は「ヴェニスの商人」です。
難しそうと思っていたシェイクスピア作品ですが、読んでみると意外と読みやすく、言葉の表現が巧みだなという印象を受けました。
ただ、登場人物が多くて、この人だれだっけ？と頭の中が混乱しやすいのが難点。
主人公の会話を中心に注目すればなんとか読めます。
このマクベスも、登場人物が少し多くて混乱しました。(;・∀・)
おわりに
マクベスは演劇で観ると、迫力ありそうな内容だなと思います。
当時の歴史的背景が現れており、魔女が登場したりなどは、時代だなぁと思いました。
悪いことをすると必ず、その罪悪感に侵され、自分も破滅してしまう。
欲深さはいいことないですね。
この時代は、シェイクスピアの作品を劇場で見たりとそういう時代だったんでしょうね。なんとも贅沢な時代！！スマホもテレビも映画もなく、娯楽が観劇とは。
ゲーテとの対話を読むと、シェイクスピアの話が出てきたりします。
400年前の異国の地で描かれた物語を読むことができる。
これって凄いことだなぁと改めて感じるのでした。
今から何百年後読み継がれている本ってどんな本なんでしょう。
そう考えるとワクワクします。
これにて、「読書する人だけがたどり着ける場所」に紹介されていた古典読書はひとまずひと段落です。
普段読まない本を読むきっかけになり、芋づる式読書は新たな発見の宝庫でした。
読まず嫌いはやめて、こうやって時々名著に挑戦するのもいいなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
